横浜市立ひかりが丘小学校…画像追補改訂版 | thawforesna1987のブログ

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とうとう廃校になっていたんですね(泣)。



今回「団地ウォッチング」企画の舞台となった西ひかりが丘団地を学区域とする、横浜市立ひかりが丘小学校にも足を運んでみました。


小学校2年から5年生まで在籍していた、懐かしい学校です。
なぜ小学2年生からかっていうと、昭和51年に近隣の横浜市立大池小学校からの分離独立にともない異動したからであります。
当時は児童急増の対応策が後手後手に回った背景もあって、新設校ラッシュのまっさかり。
なんでも校歌を依頼できる作曲家がかぎられているとのことで、いってみれば順番待ち、できあがるのに約4年を要したようです。
タイミングとしては きゅんぱち が広島へ転校した翌年に制定されたので、校歌は知らなかったんですね。
なので、ネットをやるようになって真っ先に調べたのはこの学校の校歌でした。
しっかりMIDI音源として聴けるようになっていて、へぇ~、こういう感じの校歌に仕上がっていたんだ、と思うと、うれしかったですね。



ワンコーラス目の中頃から上げの転調が入っていて抑揚があります。
校舎が起伏に富んだ丘のてっぺんに立地しているのを

「すばらしい視界 360度」
と歌い上げるあたり、あのころの光景が目に浮かびます。
この描写力はすごいと思って作者を調べたところ、

作詞:野中 十三夫
作曲:渡辺 茂
とあります。
実は同一人物なのだそうで、作詞のお名前がペンネームなのだそうです。
主な作品として
「たきび」
「ふしぎなポケット」
「あくしゅでこんにちわ」
などがあり、他に園歌、校歌など多数。
著作としては「新しい音楽指導」(明治図書)をはじめ、音楽之友社、フレーベル館、小学館等よりの研究物・曲集など多数出版されていたとのこと。



下の鳥瞰画像でいうと、この校舎の裏がJR横浜線方面に、すぐ右手は「四季の森公園」が隣接し、中原街道方面に向かって傾斜していて、晴天だと眼下に北西方面を青葉区・北東方面を緑区・東部方面を港北区の風景を見晴らすことができます。


校舎建築の視点でみてみると、横浜市立の公立学校としては各階の教室にバルコニーがついた初期の設計なのだそうです。


▲さすがに校舎も古びてきました^^
▲創立当初のクラス写真は
この光景がバックでしたね(同級生諸君・笑)


少子化で1学年1クラスなのだそうですが、コミュニティセンターを併設するなど有効活用策が図られているようです。
同じ旭区内ではきゅんぱちの実家がある若葉台ニュータウン、隣接の緑区にある霧が丘ニュータウンともに、各地区3校ずつあった小学校をなんといったん年度末に一括して廃校にし、新年度に各地区1カ所ずつの小学校を改組新設するという事態になっています。
ひかりが丘小学校については学区内にある市営ひかりが丘住宅の全面改築にともなう人口増が見込めればとりあえず廃校は免れる、といったところでしょうか。
昭和40年代から60年代に造成された住宅地の少子化にともなう廃校ラッシュ。
対して最近開通したつくばエクスプレス沿線にみられる、人口急増にともなう新設校ラッシュ。

歴史は繰り返すのでしょうか。
都市再生の概念に決定打が待たれるところです。団地ウォッチングひかりが丘団地横浜市立ひかりが丘小学校分離独立児童急増新設校校歌野中十三夫渡辺茂四季の森公園校舎建築バルコニーコミュニティセンター有効活用若葉台霧が丘ニュータウン廃校 ...