仕事・名前彫っちゃいます、の巻。
すっかり春めいてきましたな。
ただいま 東急本店にて、江戸切り子新作展を開催しております。
24日まで開催しています。
私は、というと、今回はカガミクリスタルというメーカーのグラスをお買い上げ頂いた
お客様にその場でお名前をサービスで入れる実演のお仕事です。
カガミクリスタルというのは 宮内庁も御用達にしている日本の老舗クリスタルメーカーで
今は工場が茨城県竜ヶ崎にあります。
職人さんが1個1個吹き上げ、カットを入れていきます。
そしてそれとは別に 以前 おりえちゃんが紹介した江戸切り子の伝統工芸師の
方々の作品がここでは実際に購入できます。
今回の新作展は、今までの伝統工芸師さんの作品は元より、その方々の息子さんで
2代目の伝統工芸師さんの作品が発表されています。
江戸切り子は江戸時代から続く紋様や小紋柄を取り入れたカットです。
技術を持った職人さんの手で 伝統的な紋様に新しい感性が取り入れられ、
高い完成度の中で斬新な物も数多く見られます。
横から見た模様と、呑んだ時に 視覚に入ってくる模様が全く違い
2つの小宇宙が楽しめます。
作品展となると 中々敷居も高いですが 実用品としての身近な存在として
江戸切り子を楽しめると思いますので お暇がありましたら是非お出かけ下さい。
みなと
イタリアンテクニック ~ムリーニ~
金太郎飴ってわかります?棒状になっていて、切っても切っても同じ模様のあの飴。
ガラスにも金太郎飴と同じように切っても切っても同じ模様になる物が存在します。
これはムリーニと言って、イタリアンテクニックと呼ばれる技法の1つです。
ミルフィオリって言った方が知っている方もいるのではないかと思います。
丸はムリーニじゃないって言う人もいるんですけど、
イタリアのマエストロが
「丸でも四角でも切っても切っても同じ模様になる物をムリーニと言うんだよ」って教えてくれました。
たぶんムリーニっていうカテゴリーの中でミルフィオリとかオキ(写真右から3番目)
とかいろいろ名前が分かれているんだと思います。
(イタリア語わからないので想像ですけど
)
写真は一番簡単なムリーニで、他にはハート、星、花、月、りんご、etc.
もっともっと沢山種類があります。人の顔を作っちゃう人もいます。
その場合はとーっても手間のかかる気の遠くなるような作業になります。
このムリーニを棒状から一つ一つ切って使います。
切る時の厚みがガラスの肉厚になるので、作る物、ムリーニの大きさ、膨らます量を
考えてカットします。私は2、3ミリでカットして使用しました。
切った後はこんな感じに並べます。どんな風に並べてもOKですが、
端はまっすぐの方が綺麗で作りやすいです。
これを一枚の板になるように焼いてから使います。
ムリーニの並べ方次第でこうゆうのとか、こうゆうのができます。
厚みを揃えれば大きさの違うムリーニを使ってもいいし、
どんな模様でも大丈夫なんです。
なかなか魅力的ですよね。
また新しくムリーニの作品ができたら紹介したいと思います。
よしこ











