教科書ガイド、通称"あんちょこ"。

教科書の補助教材の存在を知っていますか。


学校で使う一般的な教科書は 

解答がありません。


例えば英語の教科書でいうと

左ページに英文、

右ページにちょこっとリスニングと

文法やら本文の確認問題が書いてある形式が

多いのではないでしょうか。


その解答と、本文の訳全てが載っている

テキストが教科書ガイドです。


母世代では、

"あんちょこ"と呼ばれていたそうです。


そんなものが存在すると知ったら

欲しくなるのも当然のこと。

(少なくとも当時の私は)


中2の頃でしょうか。

学校に教科書もどきのような教材を持ってきていた

お友達を見て、こっそり検索して

教科書ガイドの存在を知りました。


帰宅後

早速、父におねだりし

手に入れました。


教科書ガイドを写せば予習ノートの

出来上がり〜。

先生に予習ノートをチェックされるがために

買ったようなものです。


次のテストは無敵〜。


ぶっちゃけ、

中学レベルの英語の定期試験は

教科書の本文の丸暗記ゲー。


教科書ガイドを手に入れた私は

授業で日本語訳を聞く前に

事前に日本語訳と英文を暗記する時間が

たっぷり取れたのでCDを聞いて

何度も音読して暗記してました。  


授業中、日本語訳を聞いても 

これでもう安心。


CDを聞いて英文を丸暗記する方法は

ネットで調べた通りに実践。


おかげでテストの点数はそこそこ取れていました。


ただ、初見のリスニングと読解が

出題されていたため、そこは撃沈してました笑


周りの子が塾に通っていた子がほとんど。

そんな中

塾に行っていない私は学校の英語のテストは

そこそこ点数を取れていました。


ですが高校生になってから定期試験の順位は

ビリから数えた方が早くなってしまいました。


教科書まるまる覚えれば点が取れると

分かっていた中学生時代の私は賢かったのです。


✔️教科書ガイドは高いが

塾に行くよりはるかに安価。


✔️本文を覚えるために

学校で配られたCDをウォークマンに入れて

聞き込む


✔️毎日音読

1日10分ほど毎日やるだけで

お得なテストだなぁと思ってました。

 

✔️満点は取れなくても、

初見問題以外は満点を取れるような対策


テストで点を取るために

当たり前のようにこなしていましたが


いつのまにか

塾に行けば頭が良くなると思っていた自分。

学校の教材は分かりづらいから

市販の参考書で同じ単元を勉強する。


さらに最悪なのは

教科書ガイドはいつの間にか

お守りになっていたこと。 

問題を解いて提出するために

答えを写すためだけの道具に変えてしまいました。


学校の定期試験に直結する

対策をしていませんでした。


あのまま行けば

生徒会もやっていたし

学校の先生とも仲良かったし

指定校推薦でmarchくらいの大学には

入れたのになぁ。


塾に行かずに

中高一貫のカリキュラムををうま〜く生かして

学校の勉強に絞って勉強すれば

よかったなぁと後悔しました。


ちなみに本当に頭がよかった子

(一般受験で難関大学に行った子)は

教科書ガイドを使っていたか分かりませんが、

教科書レベルの問題を使いこなす

勉強をしていましたね…。


塾にお金を払い

テスト対策で教科書本文の和訳を

90分かけて一生懸命書いている中学生を見て

教科書ガイドを買えばいいのにと

思ってしまった正直な気持ちです。





当時使っていた教科書ガイド↓




数学も持ってたなぁ↓パッケージ変わったぽい。



中学生の時、母に勧められたのに

嫌がって結局やらなかった問題集↓


中学生のチャート式。

やっておけばよかった!!!