しかし、Thiは9歳にしてすでに低血圧症らしく(笑)、
寝起きも、機嫌も最悪
。
ぶすっとしていても、起きるだけよし、として。
振り返れば(まぁ、今もその傾向はあるけど)
私自身が、午前中はどうやってもエンジンのかからない、
覇気のない(笑)子供だったわけで、
まぁ、そんな私から産まれたんだから、しょうがないよね。
夏休みに入ったときに決めたとおり 、
九九と、計算と、漢字のドリルを毎日やる。
3年生(日本の)のドリルがそろそろ終わりのほうなんだけど、
2桁×1桁の掛け算の筆算が出てきたところあたりから
本人も、九九を覚えてないとぜんぜん分からない
、
ということに気づき始めたらしく
いやいやながら、本腰を入れて九九に取り組み始めた。
・・・・っていうかさ~、
もうかれこれ1年経つんですけど、九九との闘い(笑)。
去年1月、日本で九九を始めた・・・・。
午前中は台所にいることが多いので、
Thi用に小さいプラスチックスのテーブルを台所に置いて
そこでドリルをやらせる。
だって、居間で勉強させておくと、
すぐ気を散らして他のことやるし、
ちょっと分からないと直ぐに
「おかあさ~ん、来てよ~
」と呼びつけられて
こっちの作業がぜんぜん進まないんだもんね。
漢字は結構好きみたいで、大概の字は読めるけど、
やはり、言葉の数(ボキャブラリー)が少ない。
だから、知らない言葉が出てきたら、
日本から持ってきた小学国語辞典か
電子辞書で意味を調べてみる。
こういうの、本人がやりたがらないと
その気にさせるのは大変難しいんだろうけど、
日本語の勉強はすすんでやるから、まだ良かった。
日本に帰りたいな~
って、しきりに言う。
ブラジルは、怖い人がいっぱいいるからいやだと。
実体験として、"怖い人"を見たり、
なにか怖い目にあったことがあるというのではなく、
街中や駐車場などで、私たち親が言うこと
(“一人で離れて行くと、どこかに連れて行かれるよ”
“物を盗られるよ”・・みたいな、
注意を喚起させる意図で言う言葉)のせいみたい。
Thiは“夢見る夢男
”見たいなところがあって、
ぼや~としていることが多いから、
ついつい口うるさく言い過ぎていたのかも。反省![]()
あと、先回の一時帰国で、
主人のほうの両親宅に滞在していたときが楽しかったって。
日本に帰って、おばあちゃんの家に住みたい、とか、
ある意味、ちょっと怖い(笑)こと
を言ってくれる。
あちらの両親も、もう次しばらく会えない、という思いもあってか、
すごく甘くて、Thiのペースにあわせて遊んでくれたりしたので
余計に、楽しかった~~っていう思いが強いんだろうな。
今は、学校も休みで、昼間はほとんどうちで私と二人だし
やることないし、つまんない
って。
かといって、そうそう毎日(本人が思う)「楽しいこと」、
ばかりはやってれないわけで(笑)
こういうときは、兄弟がいるときがまぎれるのかもしれない。
私は兄弟がいたことに対して、いやな思いがほとんどで
自分の子にはそういう思いをさせたくない、
というので、あえてThiは一人っ子。
今週は、お弁当の注文も少なめなので
昼からはできるだけThiを連れて外に出かけるようにしてる。
映画とか、動物園とか・・・・。
昨日は、この市の『歴史博物館』なるところに、行ってみた。
あまり期待していなかった割には、結構面白かった。
何より、Thiがかなり食いついた![]()
![]()
この地域はトロペイロ(開拓者?かな?)達が
家畜を連れてサンパウロからパラナに向かう通り道だったので
かなり昔から集落があったんだって。
そして、綿花栽培、紡績、織物が産業だった、とか・・・。
いろいろ、郷土史的なことがパネルになって
展示物と一緒においてあった。
話がそれちゃったけど。
小さな子供だ、と思っていたThi(ま、子供に変わりはないけど)
無意識に、自分(私)の延長、というか、一部みたいに思っていて
私のものさしで(考え方や行動など)
見ていた部分が多かったな、と反省。
実際は、Thiagoという個人の感受性で、
彼なりに世界を把握し始めている。
私とすごく似ているところは多いけど、
でも、ぜんぜん違うアプローチをするところもあって、
話をすると面白い。もう、9歳だもんね・・・・。
生きていくための技術、ルールは
親としてこれからも伝えていかないといけないけど、
本人の個性を、半歩下がったところから観察して、
尊重すべきところは尊重していかないと、って
ちょっと思ったり、している。