帰りもほとんど同じ道を通って帰る。
途中に、Ariちゃんの生まれ故郷の村がある。
『ここが私のいとこの家・・・・
この学校に通ったよ・・・・
このお店は、きれいに立て直したみたいね・・・』
などなど、話してる。
Ariは私の末の弟とちょうど同じ年。
山間の村で、弟と同じ時間で、同じように大人になってきた彼女。
本来なら、知り合うことも、会うことさえもなかった私達なのに、
今、いろいろな偶然が重なって、一緒に時間をすごしてる。
なんか、不思議・・・・。
・・・・などと、感傷に浸っているうちに、
山の天気は変わり、
霧&雨がすごいことに・・・・!
道の端がみえないっっ!!
轍がすごいことになってるし~。
そのうえ、父が、『トイレに行きたいなぁ・・・』
今、尾根越え中だし!!
家とか、店とかないから、ちょっと待って!!
大騒ぎする父を尻目に、あくまでも安全運転のSony。
だんだん父の口数が少なくなるころ、
何とかふもとのガソリンスタンドに到着して
事なきを得たのでした(笑)。
Sonyがあるところで、車を止めた。
何かな、と思ったら、
おさるさん。
ニホンザルとよくにた顔だけれど、
尻尾がすごく長い。
子連れのお母さんが数頭と、オスらしきのが数頭、
道端にたむろっていた。
そして、その横には
モンキーバナナを持ったおばさん。
このサルたちに与えるモンキーバナナを
売っているわけ。
インドネシアで、バナナって言えば、もう、
ただみたいな値段で売ってる、というか、
道端にぶらぶらなってるのをとってくればいい、
・・・みたいなものなんだけど、
(あ、もちろん、所有者がない場合の話)
この人たちは、それを、相当な値段で売っている。
で、私たちのような観光客は、
サルにバナナをやりたいばっかりに、
うかうか買っちゃうわけ(笑)。
でも、バナナに集中しながらも、
肝心なとこではちゃんと子猿を守っているあたり、
母親として、妙に尊敬してしまった。
お猿とお別れして、さらに道を下る。
周りの風景も、だんだんにぎやかになってきた。

