このところの陽気にヤマツツジが咲いた。






ヤマツツジは敷地の端のあちこちにいつの間にか生えていて、気が付いてはいたものの、すっかり花が散った夏の草刈りでは区別が付かず、雑草と一緒に刈ってしまっていた。


数年前にふと思い立ち、誤って刈ってしまわないよう花が咲いているうちに枝に印を付けると、毎年立派な花が咲くようになって、いつしかこの時期の楽しみになってしまった。



この心地よい季節の川遊びで訪れる南紀の川岸にも、ヤマツツジが咲いている。

とても根を下ろせるようには見えない岩肌で、彼らが奇跡のような彩りを作ることには見る度驚かされる。













僕は数百キロと離れた大好きな場所の一片が、実は自分の日常の直ぐ傍らにあったのだ、ということに気付くまで、結果的にかなりの歳月が掛かってしまった訳だが、
今まで僕が鈍感に過ごしていたお陰で、自分の居る場所、立っている地面の素晴らしさについて、これから知り感謝することが出来るのであればむしろ、それはそれで楽しみともいえるのである。