何がイカンこれがダメ、とか言っているばかりではイケナイのは分かっているが、遠出するのに僕とメタルおじさんのコンビは最悪である。

メタル:「清里まで、下道?」
ハリ:「うん(トーゼン)」

ハリ:「ダートフリーク寄っていい?」
メタル:「いいよ」

* メタル:「おなかへった」
 ハリ:「おなかへった」

ハリ:「吉牛あったらはいろか」
メタル:「いいよ」

…。

** ハリ:「吉牛ないね」
 メタル:「ないね」

ハリ:「あった!好き家!」
メタル:「好き家で妥協はいかーん!」

ハリ:「おーし、じゃ何がなんでも吉野家だ!」
メタル:「吉野家なのだ!」

**くりかえし

*くりかえし

**くりかえし

*くりかえし

そしてさらに数時間。
道中、吉野家のありそうな町を見つければ、縦横無尽に探し回った。
日が暮れてから通ったとある町では、遠目にオレンジ色の看板を見つける度に近づいて行っていちいち確認して回った。

どちらかが、

「おなか減ったからもう吉牛やめよーよう」

と言えばカンタンに終わるハナシなのだが、どちらも言い出さないので延々探し続け、結局のところ見つからないまま予定を大幅に遅れつつ、目的地近辺に辿り着いてしまった。

メタルおじさんはまだまだ吉牛探しの旅を続けたかったみたいであったが、国道沿いの中華料理屋へ、僕が半ばキレ気味に車を突っ込み、”夢の吉牛ツアー”を文字通り夢のままに終わらせることでやっと昼メシ兼の晩飯にありついたのだった。


さて本当の目的地は知り合いの別荘なのだが、この時点で行ったとて誰も居ないので中に入ることも出来ず、取りあえず今夜は道の駅へ。

しっかしまーその道の駅にはなかなか具合の良い寝湯の有る風呂があったり、裏の気持ち良さ気な河原へは車ごと入って焚き火キャンプしている連中が居たり、となかなか素敵なトコロダネ、また来ョ。

なんて言ってたら翌朝、関東と関西の知り合いオフローダーが現れた。
連休中ここを根城にこのあたりの山を走りまくるのだそうだ。



エンデューロライダーの眼は、レース中に”人知れず使えるライン”を即座に見出すだけではなく、遠征中に”人知れず使える道の駅”も見極めちゃうって、人知れずの見付け物が得意なんだね。


こちらは夜中現れたドリナベチーム。
グッスリ寝ていて登場に全く気付かなかった。
やっぱりここはキャンプ場だな。




よく考えたらここらへんメタルおじさんの動画に収録されてるんだったっけ。

とまあ、なかなかお題のRIDERIDEなハナシにならないが、きっと次こそは、と思っている。