4シーズン前。
冬の札幌、深夜未明


徒歩で帰宅する僕を、
いつも離れたところから見つめていた
一匹のキタキツネ。





野良犬の足あとじゃないんだからね☆





あの子はどうしているかな、と
降り積もった雪に尋ねても
返事などもらえるはずがない

ここは神奈川。












雪の神奈川、色彩を失くした木曜日。
月光もエトワールも
檳榔子の空も


僕の、懐かしいという気持ちも








※みんな意外に歩き慣れていて、
地面に尻餅をつく人は見かけなかった
凍った道の歩き方を知っているんだろうか
昨シーズンは、雪の日などなかったのに。