おはようございます。
ここ2日間の札幌、ぼくが住むエリア近くを撮影しました。
ふだん写真はあまり撮らないけれど、
北海道を襲った数年ぶりの猛吹雪。
容赦なく降り続けた雪は、3月の出鼻を挫いていきました。
その爪痕を記録しておこうと思ったのです。
撮影したのは、全て真夜中すぎ。
夜の仕事の帰り道です。
それにしても不思議なのは、ぼくが帰宅する時間に雪が降りやむこと。
それで、写真は自然の猛威を捉えることなく、
単なる夜景写真みたいになってしまいました笑
それも寒さで手が震え、どれもこれもピンボケです笑
もともと写真のセンスが絶望的なのに、撮影しようなどと思いつく。
救いなのは、空気がやたらきれいなこと。
3月1日の夜中、
問答無用の豪雪が収まった、明け午前2時の様子です。
完全に手が震えてぶれまくりました笑
近くにいた除雪車のライトと街灯で、真夜中だけど明るく見えます。
これは歩道です。
この上の画像とは少し離れた場所で、
除雪が追いついていません。
積雪で高くなった歩道と、雪の重みで湾曲した木。
屈んで枝を払いのけないと通れない状態です。
こちらは昨日の深夜3時ごろ。
2日の札幌、雪は降り続いたけれど
気温が真冬のそれではないのです。
歩いていれば、その差をはっきりと体感できる。
大雪のなか、それでも季節は移りかわろうとしているのを
思わずにはいられません。
こういう空の色を、
ぼくは以前、何か不吉な感覚で見ていたような気がします。
でも、そうではなくて
留まり続けようと必死に抵抗する冬を、次の季節が優しく溶かしている。
そういう空なんだと、撮影をすることで知りました。
ピンボケにぶれまくりの画像ばかりで
気を悪くされた方、すみません。
でも、撮影を通して学びを得ることもできました。
皆さま、良い週末を。