こんばんは。
バレンタインデーの夜、札幌の夜空からは
小さな雪がひらひらと舞い落ちています。
気温も寒すぎることなく、
夜デートの良い演出になりそうな天気です^ ^
そんな夜をセラピストとして迎えているぼくですが、
先ほどお帰りになったご夫婦のお客さまに
とても温かな気分をお裾分けしていただきました。
言葉は多くないけれど、
包み込むような声の持ち主であるご主人。
丁寧にしたためたような、
控えめの笑顔が印象的だった奥さま。
お二人とも50代で、人としての成熟を感じさせながら
深い優しさで、お互いを尊重しているような雰囲気が見えてきました。
いろんな事を、二人で乗り越えてきたんだなあ。
年輪を重ねて、お互いが確固たる存在になっているんだなあ。
そんな風に思わせる要素って、いろいろあると思いますが、
ぼくがこのご夫婦を見ていて、
一番それを感じたのは、二人が沈黙する「間」でした。
沈黙には、相性があるように思いませんか?
先天的な相性であれ、時間をかけて作り上げてきた相性であれ、
良好な関係性には大概、
以心伝心のような沈黙の間が存在します。
ぼくはそんな沈黙が奏でるものに、貴重さを感じたのです。
ちょっと伝わりにくいかもしれないけど、
ご夫婦の成熟した関係には
お互いが心地よく過ごせるだけの沈黙があり、
それは言葉を投げ掛け合う以上に、何かを伝えているように思いました。
幸せな気持ちをプレゼントしていただいた、
2月14日の夜も、あと1時間。
今日バレンタインデーのチョコレートを食べた皆さま。
しっかり歯を磨いて寝ましょうね笑