10月。数字が2桁になると、一層感慨深くなります。
キンモクセイの甘い香りが街中に漂うこの頃は、
「センチメンタルな気分は秋のせい…」とばかりに
初秋を楽しんでいます。
最近特に朝晩に肌寒くなって、日が落ちるのも
早くなっていますが、みなさん体調崩されてないですか?
タロススタッフは?
どうぞご心配なく。季節の激変にも元気いっぱいです。
理由は、10月はタロスの誕生月だからです。
すでにおしらせ済の16日(土)の3周年パーティへの
カウントダウンが始まりました。
あと10日。
日に日にテンションが上向きになっていて、
肌寒い…とか、物悲しい…とか、眠い…とか、
ごちゃごちゃ言ってる場合じゃなくなってきました。
きっときっと楽しいパーティに創りあげますので、
ぜひ遊びに来てくださいね♪
さて、10月は、カブラスをクローズアップしていきます。
島の西側のほぼ中央、オリスターノの駅から
そう遠くないところにカブラスがあります。
ここには無数のラグーン(塩湖)が広がり、
美しくて珍しい野鳥や魚が生息しています。
カブラスは豊富にとれる魚を燻製や塩漬けにして
長期保存する習慣が古代から受け継がれていて、
サルデーニャの食文化の中心を担う“ボッタルガ”
(からすみ)の名産地でもあります。
今月は、このボッタルガの主な原料でもあり
日本でもこれから旬を迎えるボラを使った料理
【ボラとパプリカ、赤玉葱のソテー 白ワインビネガー】を
ご紹介します。
脂ののった白身に濃厚で甘酸っぱいワイン
ビネガーソースは、食欲をそそります。
味わい深い後味に秋の味覚を存分に感じて、
ボラのおいしさを再発見していただきたい一品です。
やっぱり色気より食い気。
食べ物が特においしく感じる実りの秋に歓びながら、
たくさん召し上がってくださいね。
この【ボラとパプリカ、赤玉葱のソテー 白ワインビネガー】の
おいしさをより一層引き立ててくれるのは、
カブラスのワイナリー共同組合
カンティネ・ヴェルナッチャ。
【ドン エフィシオ(赤)】
ザクロのようなルビー色で、ブルーベリーを
ぎゅっと凝縮したようなまろやかな香りです。
(DOC Monica di Sardegna)
【テッレシニス(白)】
スモーキーな香りと新鮮な果実の香りが
複雑に絡みあった、舌触りのなめらかな
辛口の白ワインです。
(IGT Valle del Tirso)
さあ、召し上がれ!!