前回、VB6でドラクエを作り続けていたがどうにもできない事に気付いた。
実に20年近く作ってきたこのコードが無駄になるので中々結論が出せなかったが、ついに決意する。
「一から作り直そう」と。
やはり標準関数では何ともならず、DirectXに頼らないと画面更新処理が安定しない。
かといって後付けでVB6にDirectXのコードを付け足そうとしても、プログラム的に成立しない部分が出てくる。
ならばいっそうのこと全てやり直すのが良いと考え、一から、いやむしろゼロから作り直す事にした。
その場合言語を何で作るのかが悩ましい。
VB6にすれば今までの知識やスキルが活用できるが、だいぶ時代遅れの言語であり、ランタイム等もいつまでサポートしているか不明。
(というか既にサポート外だが...)
とりあえずDirectXを使うからには、DirectXを使う事を前提とした特化した言語にしたいと考える。
そして、前々から気になっていたものがあり、それを使ってはどうかと思いつく。
それは「DXライブラリ」と呼ばれるもの。
これ自体は無償利用可能で、ライブラリ形式で配布させる為、コンパイル時にEXEファイルに組み込む事ができるので完成後のリリースもとてもスマートだ。
(DLLの様に別ファイルに分散されると言うことは無い)
しかもこのDXライブラリの特徴は、VCの言語さえ知っていればそのまま組み込めるとこ。
つまりDirectXの部分をそこまで知らなくても、簡単なマニュアルを見るだけで、ゲーム部分を意識しなくてもプログラマは作り込みに集中できるのだ。
これを採用する事にした。
次回は具体的にどの様に作り込んでいくかを記載していこうと思う。