前回話した自作ゲーム、ドラクエの続き。
とりあえずマップスクロールは実装してみてスムーズに動作しないものの、動作自体は何となくできているので、
細かい部分は後で作り直せば良いか、と言う事にしてそのまま進めた。
素材集めとマップ表示処理を終えたら、それに伴うゲーム内の処理を作り込んでいく事にした。
ざっくり言うと下記の作り込みが必要。
・マップ間の移動座標作成
・宝箱開封処理
・フィールド、町、塔のマッピング
・マップ内のイベント処理
・各マップ内のキャラクタ配置
・モンスターグラフィック作成
・キャラクタグラフィック作成
・効果音、BGM作成
・モンスター分布作成
・モンスターステータス作成
・モンスター行動パターン作成
ドラクエを作る、つまりロールプレイングゲームを作るという事は、言うなれば世界を作る事と同じ意味になる。
マップだけつくれば後は勝手に振る舞ってくれるとかそんな便利機能は無く、その全てを実装していく必要がある。
素人プログラマーがぶち当たる最初の難関がこれらしく、内容が膨大壮大過ぎて、自分の妄想にスキルや時間的余裕が追いつかず、最終的に完成しなくなる。
これを俗に「エターなる」、永遠に完成しないし、永遠に作成し続け、最終的に自然消滅する事を意味するらしい。
なので、まず目標は「完成させる事」が重要らしい。
その為には小さな完成、つまり「スモールウィン」を重ねていく事が重要。
いきなり内容を濃いものにすると、絶対に手付かずになる。
恐らく世の中の素人プログラマの中には、仕事の傍ら家に帰った後に地道に自作のプログラムを作るなんて方も居る事だろう。
私もその1人。
そんな環境で完成までいける事は大変素晴らしい事だと思う。
内容に関わらず、完成してリリース出来た事は、今後の自信につながるはず。
っと、話しがそれたが、そんなこんなで将来的にその「エターなる」状態に陥る事なんて知らずにシステム面を妄想して実装する事を続けていた私。
これが2011年頃まで、約10年くらいは何とか続けていた。
...我ながら良くこの間、飽きずに続けられたと感心する。
そして2012年に差し掛かるとエターなりだす...
続きはまた次回。