約束の日、僕は予定の14時よりかなり早く着いてしまった。

前日から緊張のあまり全然眠れなかった。
待ち合わせ場所の店は駅からすぐのファミリーレストランだった。

店員の人には後から二人来ると伝えて僕は先に席に着くことにした。

13時50分
僕はメールを打つ事にしたが昨日の興奮で大事な事を聞き忘れていた事に気がついた。

僕はこれからご主人様になるかもしれない
相手の名前を知らなかったのだ。
悩んだ挙句、僕は失礼ながらご主人様と呼ぶ事にした。

「ご主人様、待ち合わせに着きました。  お待ちしていますのでよろしくお願い致します。 ジーンズに白いTシャツ、 黒い帽子の服装でいます。」

約束の14時を回っても、ご主人様はやってこない。
いや、メールすら返ってこないのだ。
(やっぱりそんなに上手い話はないのだ。 あと15分したら帰ろう)

自分に言い聞かせて。注文したコーヒーを飲みながら時間を潰す事にした。

(やっぱりもう帰ろう)
そう思い、席を立とうとした時 僕なんかでは一生接する機会がないほどの美女と、その隣に長身で見るからにイケメンの美男が入って来た。
二人は腕を組みながらこちらに向かって歩いて来た。

一気に緊張が高まる。

「あんたが浩之? 奴隷募集してた美奈だよ。よろしくね」

こんな夢みたいな事があるのか。
目の前には少し屈めばパンティーが見えてしまいそうな程のぴっちりとしたワンピースを着た美女と見ているこっちが申し訳なくなるほどの美男が
立っているのだ。

僕はしどろもどろになりながら挨拶をした。

「浩之と申します。この度はこんな僕と会って頂き ありがとうございます。お二人に誠心誠意仕えさせていただきますので、どうかよろしくお願い致します!」

美奈様と彼氏様は僕の挨拶など聞いていないかの様に席に着いてしまった。

僕が呆然と立ち尽くしていると

「浩之、ライター落っことしちゃった。  取ってくれる?」
と美奈様の声が聞こえた。

はっと我に返り下を見ると確かにライターが落ちていた。
 
テーブルの下に潜り込む様な形でライターを取ろうとした瞬間、後頭部に何かが当たった。

(美奈様のハイヒールだ)
すぐに分かった。僕の頭を美奈様が踏みつけているのだ。
僕はこれだけで興奮し勃起してしまった。
少しすると美奈様が足を上げた。
僕はテーブルの下から見上げた。

美奈様と彼氏様の下半身しか見えないが、
美奈様のスカートの中が丸見えになってしまっている。
大股を開いた状態で真っ赤なパンティーが見えてしまっている。

「浩之!」

ファミレスに響く位の大声で美奈様が呼ぶ。

僕はすぐにテーブルの下から出た。

「お前、ライターを取ってから今まで何してた?」

僕が何も言えずにオドオドとしていると彼氏様が

「お前、いま美奈のパンツ見てただろ?」

「浩之!あたし達の奴隷になりたいんなら、まず聞かれた事にはすぐ答える事。 どう?お前わたしのパンティー見てたの?」

正直、僕はこれだけでビビってしまった。
(急いで答えないと)
気持ちだけが焦ってしまい声が裏返ってしまった。

「申し訳ございません。 見るつもりはなかったのですが、つい目の前で足を開いておられたので
見てしまいました。」

パシン!!

一瞬何が起きたか分からなかった。
気がつくと美奈様が目の前にいた。僕はビンタされたのだ。

「誰が見ていいって言ったの? あんたはご主人様の許可なしになんでもするの? ん?」

「もういいよ、美奈  とりあえずこいつ連れてホテル行こうぜ。 1から躾けてやらないとダメだよ、この馬鹿は」

「そうだね。浩之!すぐに会計をしてきなさい。
お前は今日から徹底的にわたし達、ご主人様の奴隷として躾けてあげるからね。この裏にあるホテルに行ってるから三分で部屋に来なさい、分かった?」

僕はこのやり取りの間、圧倒されてしまい一言も発する事ができなかった。
やっとの事で

「は、はい!」
それだけ言う事ができた。

美奈様と彼氏様は既に出入り口に向かって歩いて行ってしまっていた。