デュエリストの敵、勧善懲悪

俺ほどのデュエリストでも尿意には抗えない。
そう、デュエリストの敵、それは尿意ﾃﾞｱﾘ腎臓だ。
秘密裏にコンタクトを取った腎臓が我々のデュエリスト活動を妨害すべく、まるで健康的活動を装った偽装をして体中の水分と有効成分を搾取して、俺たちの水文明を侵食してるんだ。
水文明の敵は火と自然文明だが、奴らがこんなせこい真似をするとは思えない。
おそらくこの影で動いているのは偽りの影ゾルゲだろう。
この幼稚な工作で火と自然に敵意をむけさせさしずめ親指を火傷か土まみれにさせようとしたんだろうが残念だったな、数学を勉強した俺にその程度の偽装工作は効かない。
だがこれは手段であって奴の目的ではない。奴の本当の目的、おそらく糖尿病からのインスリン以上だろうがは別にある。
とにかく恐るべき野望があることに違いない。奴はそのためにあんな幼稚な工作で撹乱しているんだ、そうだ、そうに違いない
鍛えなければならない。本質を見抜くための力、ｶﾞﾝﾘｷを。
カードのためならば人生すら厭わない粉骨砕身の身で努力する我々に小便なんていう下卑た液体を出させて辱めを負わせている奴の大計画を我々は大粉砕しなければならない！
そのためにも行こうあの山へ。インディゴカイザーのいるあの山へ