「ありのまま」トラップ
最近よく聞く
「ありのままでいいよ」
という言葉。
過去の私は
「ありのまま」って
自分の良いことも
自分の中でちょっとポンコツ
（←言葉のチョイスな笑）
だと感じる自分も
全部マルっと受け入れて
受容していくことが
「ありのまま」
だと思っていた。
でも、人を理解していくと
ちょっとポンコツだと
感じる自分というのは
人はあえて
その自分であることを
無意識に自分で選んでいる
ということを知っていった。
（これぞ人間の矛盾！！！）
意識的には
そんな自分は嫌だ…と
めちゃくちゃ頭では思っていて
その自分から変わりたい…
と思うんだけど
実は潜在意識＝無意識では
その自分でありたいからこそ
その自分を
演じているということが
分かっていった。
ありのまま生きている坊や
つまりは
ポンコツだと思って
自分で嫌っている自分というのは
人からの見られ方など
評価を気にして
感じた感情の中で
無意識に創り上げた自分なので
その自分をマルっと受け入れて
「ありのまま」とするのは
本当の「ありのまま」
ではないと実感した
本当の「ありのまま」とは？
今、私が考える
「ありのまま」
というのはむしろ
人からこう見られたいとか
こう思われたいとか
こうしなきゃいけない…って
これまでの
人生で創ってきた
マイルール
＝自分のこだわりをもとにした
自分が全くない状態で
本来のその人自身が
もっている
潜在能力を
自然に発揮しながら
生きているその姿こそが
「ありのまま」と思っている。
人は
マイルール＝自分のこだわりをもとにした
生き方をしていることを
実は自覚していないことが多い。
自分の中で無意識に
「○○すべき」
「〇〇しなければならない」と
マイルール＝こだわりを作って
そのマイルール＝こだわりをもとに
自分で感情を揺らしている。
自分で感情を揺らしているのにも関わらず
あの人がこうだから…
この環境がこうだから…
っていうのは
今書きながら想像してみると
なんだか面白い人がそこにいる。
（過去の自分は
全くそんな風に思えていなかった！）
そうやってマイルール＝こだわりを
自分で作り
その中で感情を揺らしながら
生きているその過程で
人は潜在能力を
育んできているから
さらにめちゃくちゃ面白い！
私自身はこれまで
めちゃくちゃ自分が嫌いすぎたんです。
（自己否定が強すぎて
摂食障害になったくらい）
周りを気にして
ついつい頑張ってしまう自分も
人からの見られ方をして
人に合わせながら話を聞いてしまう自分も
良い人と思われたいから
言いたいことを我慢して
自分の気持ちを押し殺してしまう自分も
でも、言いたい事は
あるといいつつも
合っているのか間違っているのかを気にして
結局言えなくてモジモジしちゃう自分も
ずっと同じことを繰り返してきて
本当に嫌すぎた。
でも、今は
その自分でいたからこそ
その経験がなければ
今、こうやって人の心や
人生に関わる仕事を
していなかったと思うし
自分の人生を
改めて考えることも
しなかったと思う。
その色んな経験がなければ
そこで感情体験をすることもなく
潜在能力を育むこともなかったと
思うから
そこが理解できた今、
過去の嫌だと感じてきた
全ての出来事にも
感謝の気持ちが
湧くようになった
本当の意味でみんな
「ありのまま」
で生きるほど
その人自身も
めちゃくちゃ楽だし
楽に生きながら
その自分でいるだけで
周りの人も自然に
ハッピーになっていくって
めちゃくちゃハッピーすぎる！！！
人は何かをすることで
人に貢献できた
と思うから
今の自分から変わらなきゃ
もっとどうにかしなきゃと思って
実は本当の
「ありのまま」から
遠ざかっていく選択を
してしまう。
私自身が今の自分を嫌って
今の自分をダメとして
もっと変わりたい！
と思って自分に鞭を打って
生きてきて試行錯誤してきたからこそ
ほんまにそれをしなくても
もう可能性が
すでにそこにあるよ
と確信をもって言える！
ほんまにみんなの
可能性しか見えない😊
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