算数
1周目
宿題をする
2周目 宿題で解いた問題とノートを見て復習し、類似問題をざっくりみてタイマー掛けてやる
そこでわからない問題があるとイラッとしだす。
「わからん問題は飛ばすねん。時間配分考え。イラついてるで!」
「飲み込んだ。キューって下がって行った」
「えらい!ちゃんとイライラ来たのを確認して出て行くの見送れたやん」
分からない問題に対して怒りが出るたびに
「消したる!」
と怒らずにできた。分からない問題はね。
間違えた理由、次間違えないために、どうしたら覚えるかそれがフィードバックの全てだからどんな聞き方になっても息子にイライラさせる。これも難題
だから前もって
「今からイラつく事聞くねん、お母さんは次に活かせるために、効率よくするために、それが私の役目やから、聞くねん。決してあんたを責める訳でない、あんたは間違えた理由聞かれるのは責められてると思うし、間違えた嫌な気持ちから離れたいのもわかる。けどこれに向き合わなああかん、あんたならできる!頑張って!向き合って!」
「…………なに?」
と、聞く体勢になってくれた。よくできました。
「大脳辺縁皮質は原始的で単純や低俗の脳に支配されないで!燃え盛る怒りを人間の素晴らしい知的で冷静な前頭葉を開門し知的で冷静なお前で消化したまえ!」
「消えたで」
何度か怒りが起こったけど今日は本当に上手くコントロールできた。いつもならお互い怒り疲れて宿題が予定通り出来ず残って終わるが、かなり時間オーバーしたけど息子は「知識までやるわ。」と自分で冷静に考え区切りつけて冷静にやりとげた。
「よーできたなあ。最後までご機嫌やったやん。今日も限界突破、11:30までやったやん。」
成功!やったわ!息子
「こんな時間やったんや」
「どうや?しんどいか?」
「全然!しんどくない。疲れたけどな、どんよりはないから楽や」
「な!怒りはほんまに力無くなるやろ?認めて鎮まって火が消えるのを待ったら後が楽やろ?あんたコントロールできてんで。すごいやん。」
「感情のコントロールできたな!」
「そうやで!お母さんあんた尊敬するわ。お母さんも頑張ってあんたみたいになるな!」
と成功体験を味合わせ、自信持ち、自己肯定感を上げさせた。
人間、他人の欠点ばかり見て厳しいのに、自分の欠点弱点には向き合うこには逃げるどころか見ようともしない。自分は聖人君子であの人は悪魔、私は被害者であの人は加害者と思うのが自然現象なのよ。私も50年そうして生きてきた。
でも、人間はコントロールできる。まだ知的な前頭葉は進化途中なのか、私達親子の古参の原始的な脳内の感情はプーチン並に強い。
息子よ、良くコントロールできた。怒りは我慢するものでない、人間の素晴らしいアイテム前頭葉使って怒りを認めそして鎮火するの、自分の意思で。方法は怒りの見つめて治まるのを待つの。
5年生だった過去の私に教えてあげたい。お前はこの先何十年も気づきもしない自分の欠点をお前の息子はしっかり気づき受け入れて鎮めていたよ、と。
怒らずできたのは本当に良かった。
でも継続できるかなあ。
怒りが込み上げできた時に冷静に止める、この時の怒りの強さときたら、反対に冷静の弱さったら、ライオンと子猫ちゃんよ。
息子も私もやるしかない。
しかしここからまた新たな問題がでてくる。次回へ続く。怒りのコントロールは前進したのでここで続ける。