田中宥久子 美の法則/田中 宥久子

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いつか読んだこの本。


単なる美容本ではない。

職業人として、プロとしての生き方。
それはまさに田中宥久子という1人の人間の生き様と、それをベースに培った美容法がここには描かれています。

そんな言葉達に、いつのまにか椅子の上に正座をして読み進めてる自分が居ました。

芸能界というありえない程の激流の中で、それでも凛とプロに徹するその姿は、読み返す度に頭が下がります。ってか下がりっぱなしです。


パブリックな自分のバイブルになっている本です。



最近、いとこが男の子を産んだ。
つまり“おねぇちゃん”だった人が、“お母さん”になった。

生後7日。
つまりお母さんデビューしてから、7日。



小学校の頃から、こういう態してたから「お前は目立つ」って先生に怒られてた。
だけど、目立つ人って、結局何しても目立つんだろうね 笑。
更にキャラも手伝って、ネガティヴなイメージが先行してばかりだったから、悪く言われる事が多かったんだよね。当時変に大人ぽかった所もあって、先生達が想い込んでる自分を演じていた所も多々あったし、ある時は僕が謙遜したことを、本気だと思われて、また怒られたり。

僕の通ってた小学校って、真っ赤っかな所だったから、塾で教える様な算数の解き方を、テストでした物に関しては正解だとしても、点数くれなかった時もあったんだよね。僕に等しくおかしな学校でもありました。

だからといって、内申書の為にとか、好感度の為って、取り繕う事が当時から大嫌いだったから、一切しなかった。「僕って人間はこれですが、何か?」みたいな感じだったので、相当可愛くない生徒だったと思うよ。

結果「目立つ」だなんだ言われても、「じゃー、もー僕の事は成績以外気にしないで下さい」って平気で答えてたから嫌われる嫌われる 笑。でも強がりながらも目立つ自分が嫌だったのも確か...。常に「どうすれば先生の視野から、外れるんだろう」って思ってたけれど、もともと取り繕うのが嫌いだから、次第にめんどくさくなって「目立たない人間より、有能」

そんな子供でした。

でも、まさか小学生でそんな事を自分で考えてるとか、誰も思わないじゃない?だから親には、相当迷惑かけてたな~って。うちの親は他の親の何百倍も教育に力を入れていた分、落胆ぶりもかなりもものでした。


だけど、あの頃の生き方は今でも間違っていないと思うし、自分の芯にもなってると思う、善くも悪くも。今、かなり丸くなれたしね。


つまり何が言いたいかというとね、自分の信念は曲げちゃ駄目。
勿論素直に傾聴する気持ちも大切だけれども、人口の数だけ意見があるんだから、そんなのにいちいちキにすんのって、面倒くさいし滑稽でしょ?


自分の人生を振り返って、今なら言えるけど、生まれて来たいとこの赤ちゃんには、しっかり勉強して欲しい。

だけど、学校の勉強は中学校までをしっかり諳んじてくれれば、後はどーでもいぃ。

精一杯遊ぶのも勉強。
若めの未成年の分際でオールするのも勉強
人とぶつかりあるのも、誰かを想うのも、ね。

あとは、このブログでは度々言ってるけど、ジャンルや年代、国内外問わず色々な映画や、お芝居や、美術や、本等を見て、それぞれ追体験して欲しい、なって。そこで感じた事、思った事を、一言ずつでもノートに書き貯めて行けば、それはその人の最大で最高の財産になるから。これは美輪明宏さんの書籍で書かれていた事ですが、以来そうやってきました。

親もついつい愛惜しちゃいたいのも分かる。でもそれじゃ子供は育ちませんし、かといってあまりにもその逆をすれば哀話ばかりする面倒くさい子になっちゃうと想うから、子供の興味のまま、子供だからこその発想を尊重した子育てが、理想だよね、あくまでも理想だけど。


とにかく元気に、そして大人になったら沢山税金と年金を払い、我々が安心して生活出来る世の中にして頂きたいものです 笑。