島田紳助的経済哲学の本です
サブタイトルは【絶対に失敗しないビジネス経営哲学】
この言い切っているサブタイトルの持つ強さもそうですが
何よりタイトルにまず惹かれました
確かに、たくさんご飯を入れてくれるお店ってお得な気がして
ちょっと嬉しいからまた来ようかなと思うだろうなぁと。
紳助氏はTVでもよくご自分のお店の話をされているので
お寿司やさんだとか喫茶店だとかフォークギターバーとか
たくさん店舗をお持ちだけれど
今まで作り上げたお店はすべて成功しているんだそうな
奥様に「もうやめたら」と毎回言われるらしいのだけれど
返す言葉はいつも決まって
「失敗したらやめる」
でもって過去すべて成功しているから辞めないのだそうだ
なんとも羨ましい話だけれど
実際には独立とは本当に大変なわけで
私もCDショップを経営して自営業歴13年目
移転移転で必死で業界を泳いできました
いろんな事をやってきて成功もあれば失敗もあって
すべてはいい方向に向う為に大切な学びであり経験でした
もちろん紳助氏も軽はずみにそんな事を言ってるわけではなく
現実のシビアさにも冒頭から触れていました
成功するのは100店に1件 100人に1人です
何とかやっていけるのは100人に10人
本当にそうだと思いました
私だってこのCD業界で何とか生き残っているのは
奇跡だと思っていたりします
この10人に入っているのはまぐれだと
そして、明日は11人目になるかも知れない危険性とは
毎日背中合わせだという事も
この本の中には色々なヒントがたくさんありました
例えば「心を込めたサービス」というくだり
「ありがとうございます」
ただその一言と笑顔で、こっちまでが幸せになってしまうような子も
なかにはいるわけだ
お客さんは笑顔が見たくて店に来るわけではない
あくまで買い物をしたり食事をするのが目的だ
だけど人間というのは不思議な生き物で
どういう状況でも心のどこかで
他人との心の触れ合いを求めている
笑顔がその心を素直に表すものなら
それはどんなサービスにも優るサービスになる
なるほど
なるほどなるほど
単純な事だけれど活字にされると
いや確かにそうだよね、と思ったりする
とびきり美味いフランス料理のフルコースを食べて
1万円なら安いと思うし
不味い牛丼が1杯1000円だったら高すぎると思う
自分がいくらお金を持っているかという事とは
あまり関係ない。
客というのはいつも無意識のうちに
自分の感じた満足感と値段とが見合っているかどうか
判断しているのだ
つりあっていれば納得する
値段に比べて満足感が大きければ
この店はお客のために努力してはるんやなぁと感動する
おなかをすかせた学生の顔を見て
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する
「オバチャンの店に行くのは腹いっぱい食えるからや」と
学生は言うかもしれないが
ほんとうはみんな、オバチャンの気持ちが嬉しいのだ
私はこのタイトルと同じフレーズが登場する
ここのくだりが非常に好きです
いややられました
なるほどっ
そうなんです
【いかにお客様に喜んでお買い物して頂けるか】
私は今年もこの気持ちを一番前にもってきて
頑張ろう!と思いました
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