生命の営みというものは、適度の運動で全身の新陳代謝を高めながら、動的にバランスを保っていくもので、刺激を与えられないと身体のいろいろな器官は退化する一方となります。健康な人でも完全な安静状態に置いておくと、約20日間で心臓や肺の機能がひどく低下してしまい、病人並みに弱ってしまうといいます。いくら「小食」という健康になるための条件を守っていても、運動不足な状態では、体力が減退してしまいます。
体力や持久力、スタミナをつけるには、酸素を全身に供給できる能力を高める運動をするのが一番良く、ジョギングや水泳、サイクリングや歩行等の有酸素運動がお勧めです。運動を続けると体内の血液に次のような効果があります。
赤血球が増加する
赤血球が増えれば、酸素を運び、老廃物を捨てる量も増えるので、疲労も回復しやすくなります。
毛細血管を新しくつくりだす
毛細血管が増えることにより、生体の組織の隅々にまで酸素が行きわたり、同時に老廃物が効率よく排出されるため、持久力が増します。
コレステロールを減らす
運動を続けていると血中の脂肪分を消費してくれるので、脂肪の一種であるコレステロールが大幅に低下していきます。
自然の精神安定剤になる
運動を続けていると身体の新陳代謝機能が高くなり、体がくつろぎ、消化器官には特に良い影響があります。その結果、精神的なストレスにも強くなります。
「血液健康法」より