また佐野眞一の本を読んでしまった。

この人の著作はなかなか癖になる。

だいぶ味付けが濃いので好き嫌いが分かれる

かもしれないのだけど、この人の人物評は納得

させるだけの力をもっている。

なので、ネタにされる側にとってはもの凄く

嫌な取材者かもしれない。


孫正義。

この人物も好き嫌いが分かれるのかもしれないが、

無視はできない人物であることは確かである。

好きか嫌いかを問われると私は好きです。

ソフトバンクの商売の仕方に全面賛成できない

部分はあるけれども、孫正義が持つ魅力は確かな

ものがあるし、ぜひともその力でこの国を変えて

言ってほしいと思わせる。


しかし、この方の血族はまさに

小説「血と骨」のリアル版である。


表面的になぞる人物伝では語られない

リアルな孫正義像・・・というか、血脈である。









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