おはようございます。


お元気さんで! (^O^)



昨日の記事で、「一言添える」 というお話をさせていただきました。



そして、そこで掲載したこの写真。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



価格とサンプル写真だけの店頭販促ボードですが、何も訴えていないですよね。



だって、“何を伝えたいのか" が何も書いてないから。



ここに、本当は道往く人への “訴え" の一言が必要なのですが、そういう時に意識するといいのが、


「対話」


という事です。



道往く人たちに話しかけ、そして、対話する。 そう考えると、訴求のためのコピーなどがスムーズに出てきます。


そして、相手に届きやすくなります。



なぜか?



「対話」 ってどういうスタイルでするでしょうか?



よほど有名人で、マスコミのスタジオで観覧者たちと質問形式でやり取りする事を “対話" と捉えるなど以外は、たいていは相手は 「個人」 または 「少人数」 ですよね。



そして、そこでの 「対話」 は、その 「個人」 または 「少人数」 にピンポイントに向けて行われますよね。



当然ながら、相手の言っている事を受け止める力は大きくなります。



試しに、


「みなさんの今晩のおかずは、

 残念ながら大ハズレです」


と言われるのと、


「あなたの今晩のおかずは、

 残念ながら大ハズレです」


と言われるのでは、どちらが 「あーっ! 自分の事だぁー!!」 という衝撃が強いですか?



明らかに、個人を特定されている 「あなた」 という言葉を使っている方ですよね。



つまり、 「対話」 を意識して販促を考えた場合、 「個人、または、少人数」 へ向けての言い方となり、それだけ伝わる力が強くなるのです。



「個人、または、少人数」 との 「対話」 を意識した場合、伝え方の内容や言葉のチョイス、そして心持ちが変わってくるんです。



例えば、上に掲載した写真を例に採ると、



ぼんやりとした不特定多数の消費者をターゲットに、特に 「対話」 を意識しない場合、


「一生の思い出となるキレイな

 ブライダル記念写真を撮影します」


ぐらいのコピーですかね。


「対話」 とも取れない、ただの言いっぱなしの感が強いですね。


客側として反応するとしても、 「はぁ・・・・」 ぐらいですかね。



ところが、「個人、または、少人数」 との 「対話」 を意識してコピーを考えると、


「そこのお父さん、あなたのお嬢さんの

 大事な門出の人生で一番キレイな日を、

 一番キレイな写真に収めてみたいと

 思いませんか?」


みたいな感じになります。



こちらの方が、明らかに “伝わる" コピーになっているでしょ。



客として反応するならば、 「あ! いいですねー!」 とか 「うーん、娘に、かー・・・」 など、明らかに歳ほどの言葉を違う反応をしそうですもんね。



「そりゃー、付け加える言葉も増えているから、そうなるだろうよ」 とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、それは先ほど申し上げたように、 「対話」 を意識すれば伝え方の内容や言葉のチョイスが変わるので、必然的に付け加える言葉も増えていくという事になります。



ここで注意が一つ。


対話」 の相手が 「個人、または少人数」 という事は、その対象を絞り込まないといけませんよね。



絞り込みに躊躇される方もけっこういらっしゃいますが、でも、敢えて言いますが、


絞り込んでください!



伝える相手を絞り込まないと、

伝わりません!



先ほどの、ブライダル写真に付けたコピーの、「伝わり度」 の差をお感じなったかと思いますが、絞り込まないとあの “差" が出ますので、何としても “伝わってほしい相手" を絞り込んでください。



このように、「対話」 を意識すると、より伝わりやすい販促が展開できます。



「“対話"する販促」、ぜひあなたの販促への導入を検討してみてください。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!