おはようございます。

お元気さんで! (^O^)



常々、当ブログでも 


「共感」 は大事な要素


だとお伝えしております。



先日、この 「共感」 について、ものすごく単純で、ものすごく奥深い、とある企業の “工夫" の話を仕入れましたのでご紹介します。



その “とある企業" とは、みなさんご存知の 「Amazon」 。



この企業が創業以来ずっと続けている、とても “単純な工夫" があります。



それは、会社の主要メンバーが一堂に会する大事なミーティングの時に、その中の席に誰も座らない1椅子が1脚用意されるそうです。



これは何か?



答え、その席は


「顧客」の椅子


だそうです。



そう、ミーティングの進行の中で、常に参加者が


「顧客はどんな欲求があるのだろう?」


「このサービスを提供した時に

 顧客はどういう気持ちになるんだろう?」


「このシステムについて、

 顧客はその席からどういう意見を述べるだろう?」


など、


“顧客は" の視点を常に意識できるように


と、考えられた工夫だそうです。



常に 「顧客の視点を意識しろ」 とは、いろんな会社・いろんな組織で言われている事だと思います。(残念ながら、これすら言われていないところもありますが・・・・・)



でも、ふだんの “素" の状態だと、分かっているつもりでも、ついつい頭の中で希薄になってしまう事の方が多いと思います。



それを戒める方法が、この “1脚の椅子" という事です。



やる作業としてはとても単純、でも、その意義はとても深いですよね。



このような社のトップミーティングほど、このような “シンプルかつ奥深い" 考えが重要視される。


この姿勢があるからこそ、この会社の基礎として蓄積されるマインドがどんどん素晴らしいものに磨かれていくんでしょうね。



別に、同じ 「1脚の椅子」 を用意せずとも、このマインドに準ずる何か工夫はいろいろあると思います。



私自身含め、ですが、あなたのお店・会社にとっての 「1脚の椅子」 をお考えになってはいかがでしょうか。



マインドが変わるかと思います。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
     架空の重要メンバー「顧客」が座る“空席"の椅子