おはようございます。

お元気さんで! (^O^)



ちょっと質問です。

(当ブログの読者は女性層が多いので、

 ここで出てくる “あなた" を仮に女性とします。)



あなたがかねてから欲しいと思っていたハンドバッグを、ある日あなたのパートナー(カレシまたはご主人)が誕生日のプレゼントとして贈ってくれました。



この話だけだと、あなたはとても嬉しい思いをするはずですよね。



でも、このバッグ、じつは街の中心部のデパートやブランドショップで買ったものではなく、ちょっと片田舎のシャッター通りになっているさびれた商店街の一角にある、正直ちょっと汚い、「激安」を謳い文句にしているうらぶれた店で買った事を耳にします



さて、あなたのお気持ちはどんなでしょう?



「ずっと欲しかったハンドバッグだし、

 探して買ってきてくれたのだから、

 それはそれで嬉しい」


と思う方も多くいらっしゃるかもしれませんが、反面、


「うーーーーん・・・・・、

 なんか複雑。。。。(-_-;)」


と思われる方もかなりの確率でいらっしゃるのではないでしょうか。



特に、買った店のこんな写真を目にしたりしたら。。。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


どうですかねー?



やはり、興冷めする方も多いのではないでしょうか。



では、複雑な気持ちになった方は、“欲しかったモノ" が手に入ったにもかかわらず、なぜ心から喜べなかったのでしょうか?



それはやはり、 「この店で買った」 という現実から生まれるストーリーに若干の嫌悪感を感じているからではないでしょうか。



パートナーがこの店で買っているシーン、ホコリがちょっと飛ぶような包装台で店主が雑に商品を包装しているシーン、ワタシへのプレゼントに自身の手をかけずに安易に商品を選びおカネだけはケチっているパートナーのシーン・・・・。



何かイメージがドンヨリしていますよね。



おそらく、この店で買う事によって想像する、こういったいろんなマイナス要素が、あなたの心を曇らせているのではないでしょうか。



それが、逆に、こういったデパートで買っていたとするならば。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



さっきと違い、イメージできるパートナーの購入シーンはとてもキラキラと輝いて見えるものになり、あなたは心から嬉しさを噛みしめるものと思います。



同じ商品を買ったにもかかわらず、この違いはなぜ生まれるのでしょう?



それは、あなたが 

「ハンドバッグ」 という “モノ" よりも、

「パートナーが買ってくれた、という

 一連の行為とそれぞれのシーン」 

という “ストーリー" に、

より強い関心を示したからだと言えます。



「買ってくれた行為(イコール、その “ストーリー")」 が嬉しかった、そして、想像できるそのシーンが輝いていた事が何よりあなたに喜びを与えているのです。



つまり、 “モノ" ではなく、 “商品・サービスが創りだすストーリー" にあなたの心が満足したのです。 



これが、


“モノ" を売るのではなく、

“(商品・サービスが創りだす)

 ストーリー" を売る


というマーケティング原則の一つの裏付けとなる事例な訳です。



あなたが商品・サービスを売る場合、お客さんに 


「そこからどんなストーリー

 創ってもらいたいか」


を考えて、売り方をお考えになるのが良策だと思います。




という事で、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!