おはようございます。

お元気さんで! (^^)



当ブログでしばしばお伝えしている事、それは、


“絞り込みましょう”


という事。



ターゲットや伝えたい内容などを。



今日は、その “絞り込む”  って事はこういう感じで行われていくという事を実感してもらおうと思います。



例えば、目薬を例に。



絞込みされていない現段階では、呼びかけの言葉は、まず 「症状」 を切り口にし、


「疲れ目のみなさんへ」


という感じですね。



一応、 「症状」 という切り口で絞ってますが、正直、かなりボンヤリしています。



そこでまず第一段階で、 “どんな「疲れ目」の人たちをターゲットにするのか" を絞り込み、


「目が疲れやすい

 ビジネスマンのみなさんへ」


とします。



しかし、これでもまだ別にそれほど強く心に刺さらない感じですね。



そこで、今度は “目が疲れやすいビジネスマンのシチュエーション" をあぶり出し、そこに訴えかけてみましょう。



そうすると今度は、


「昼間のパソコン仕事で

 目を酷使した

 ビジネスマンのみなさんへ」


とする事ができます。



どうですか? けっこう “絞り込み” が行われ、該当する人へヒットする確率が上がった感じがしませんか。



さらに、この言葉に具体性を持たせます。


「目を酷使した」 その後のターゲットの状況に着目します。



そうすると、


「昼間の過酷なパソコン仕事で

 目がジンジンする

 ビジネスマンのみなさんへ」


みたいな感じになります。



長いですね。



まぁ、「パソコン仕事」 でだいたい 「ビジネスマン」 というのは判るので、 「ビジネスマン」 は省きましょう。



そして、ここで締めの絞り込みを。



「みなさん」 という言い方では “大勢" を指してしまうので、 “ただ一人" を指し示す 「あなた」 に差し替えます。



結果、最終的に出来上がったキャッチが、


「昼間の過酷なパソコン仕事で

 目がジンジンするあなたへ」


となります。



どうです?


スッキリしたし、スッと伝わりませんか?



また、この目薬を売っているあなたのお店がオフィス街にあったなら、


例えば、


「昼間の過酷なパソコン仕事で

 目がジンジンする

 デスクワーカーのあなたへ」


とか


「昼間の過酷なパソコン仕事で

 目がジンジンするOLのあなたへ」


とかにすると、グッと心に刺さる言葉になってきます。




この結果を見ると、最初、


「疲れ目のみなさんへ」


としていたものが、最終的に、


「昼間の過酷なパソコン仕事で

 目がジンジンするあなたへ」


に変わった訳です。



どちらがより消費者の心に突き刺さりやすいか、それはあなたの心が感じた通りです。


その感覚が、消費者が受ける感覚です。



このように、 「絞り込み」 という作業は、別に一気に答えを求めなくても、段階を踏んで、一段踏み込んだ後 「もっと、は?」 と考えてみて、そこで出た答えから更に 「もっと、は?」 と掘っていくと、かなり “心に刺さるレベル" にまでたどり着けます。



あなたのご商売で、どうかこの “絞り込み" の効果を実感してみてください。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!! 








赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
     “絞り込んだ" ターゲットに “刺さる" 言葉を!