おはようございます。

お元気さんで! (^O^)



昨日は参議院選挙でしたね。



当ブログは、広く多くの方のビジネスに役立てていただく情報を提供しているという観点から、不偏不党の姿勢をとっているため、どこがどうだという事はありません。



ただ、その結果から、マーケティング的観点で 「あぁ、なるほどぉ。。。」 という現象があったので、ご紹介したいと思います。



その現象とは、


山本太郎氏の当選


です。



彼は、当初から 「原発反対」 の姿勢を強く打ち出し、いろんな活動を経て、今回参議院選挙の出馬しました。



選挙戦中で彼が強く訴え続けた事は、ただただ


「原発反対」


この一点のみです。



ツイッターも


「山本太郎 俳優 脱被曝に一票」


として展開しています。



そして彼は、この一本のみの主張によって、激戦区の東京選挙区で、何の組織も持たない状態で 657,000票(開票率97.88%現在)もの票を獲得し、見事当選を決めました。



“この一点" が、有権者にとても解りやすかったと思います。


そして、それに対して、「Yes・No」 がつけやすかった


と思います。



そういえば、昔、小泉純一郎首相が 「郵政民営化」 に賛成するのか?反対するのか? の一点だけで選挙を戦い、この時も圧勝した、という事がありました。



これも、争点が絞り込まれており、解りやすかったですよね。



よく、選挙戦中にテレビ各局や新聞社がいろんな争点を列挙し、各党・各候補の意見を比較させようとします。



これはこれで悪い事ではないとは思いますが、今回の山本太郎氏の当選や数年前の 「小泉郵政解散」 のように、 “この一点" というのはとても強いインパクトがあるという事が判ります。



転じて、これを商売に照らし合わせ、


「絞り込み」 で

強いインパクトを与える


というのが有効な手段となってきます。



定食屋で 


「なんでもウマイ!」 


とするよりも、 


「当店看板メニュー 

 〇〇とんかつ定食」


とする方が、見る方にドンと来る。



メニュー表に、この看板メニューだけでまるまる1ページ取れば、それはインパクト大です。



今回の山本太郎氏の当選は、このような


「一点絞り込み」


の効果を充分に知らしめる結果の一つだったと思います。



あなたのご商売で、


「“この一点に絞り込む"何か」


を見つけ、強烈に尖らせるというのも手ですよ。



ぜひ一度ご検討を。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!