おはようございます。

お元気さんで!(^O^)



私、けっこう 「お酒の場」 というのが好きで、行きつけの居酒屋っていうのもあったりするんですが、ある時ふと 


「なんで、俺、

 あの店に行ってるんやろ?」 


と思った事がありました。



その時は、まあまあ適当に 


「料理が美味いから」 


とか 


「店の人の対応が良いから」 


とか 


「お客さんも良いから」 


とか、いろいろぼんやりと思いついたんですが、ある時強く 「あーーー、これかーーー!」 と思った事がありました。



ほんとにひょんな事ですが、ある時、 「あーーー、行きてぇー!!!」 と無性に思った事がありました。



「仕事でむしゃくしゃしてから?」 いや、違います。 「暑くてどうしてもビールを引っ掛けたかったから?」 それも違います。



たまたまその日は、一日中どこにも出ずにこもって作業をしていて、電話も数えるほどでした。



そうすると、無性に人としゃべりたくなる。



で、ふと思いついたのが、


「あ! あの店行こ!

 常連客の誰かに会えるだろう。

 楽しい店の人達とも合わせて、

 楽しい会話ができるだろう。」


という考えでした。



でも、これってよくよく考えたら、ちょっと変な話ですよね。



ふつうに思いつく「居酒屋に行こうとする理由」は、「酒を飲みに行く」・「美味しいものを食べに行く」などになるはず。


でも、この時の理由は、 「人に会いに行く」 になっています。



あなたが居酒屋を経営する場合、「どこに力を入れるか?」 って訊かれたら、ふつうは 「料理、そしてお酒」 という事になり、まぁ、それにちょっと気の利いた答えがあったとして 「雰囲気」 っていう事ぐらいになるかと思います。



でも、お客の側(この場合の私)の目線からすると、


「人との会話を楽しむ事」


も重要なフックポイント(きっかけになるポイント)になっているんですね。



もちろん、その店に人が集まってくるには、一番の売りの 「料理」・「お酒」・「雰囲気」 が一定レベルをクリアしていないといけません。



それでもそれをクリアした上で、その店のもう一つの大きな売りが


会話」という “体験"


になっているんですね。



「料理」・「お酒」・「雰囲気」も “味わう"・“感じる" という体験ではありますが、これらは 「料理」・「お酒」 や 「店の造り」・「照明」など という “モノ" の要素も多分に介在してきます。



対して、 「店の人・常連客との会話」 という事になると、明らかに 「形」 の無い、とても純度の高い無形の “体験" という事になります。



私が信奉するカリスママーケッターが常に提唱する 


「“モノ" を売るな、 

 “体験" を売れ!」 


っていう事の完結形ってこういう事を言うんだなぁー、と思った瞬間でした。



今日のお話は、一つの気づきのあった出来事のご紹介でしたが、この話からあなたに何か得られるものが生まれれば幸いです。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!





赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
  「会話」という、“形"の無いものが、大きな集客要素になっている。