おはようございます。
お元気さんで。(^O^)
これは、大阪・梅田の阪急梅田駅構内にあるエアアジアの広告です。
70mほどの動く歩道沿いにある広告なので、このまだ向こう側があるんですが、この部分が特に目を引いていたのでここにご紹介します。
この写真では解りづらいと思うので、ここに書いてある全文をご紹介します。
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どうも、この広告を担当している者です。
エアアジアのこと、価格がこれだけギリギリだと、
機体や設備もギリギリなのかな。
なんて考えますよね。けれど、そうじゃない。
安全性にも、一切妥協はしていません。
皆さんが今よりもっと気軽に旅行を楽しめるように、
ひたむきに企業努力を重ねている。
そう、ただそれだけなんです。
ううむ、担当者としても誇らしい、エアアジア。
自信を持ってお勧めです。
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という文章。
ご覧になったあなたはどう捉えましたか?
私の私見ですが、けっこうイイ線で伝わってる広告なのではないかと思いました。
“広告の担当者のつぶやき” という形で伝えている、この点が “伝わり度” を高めているんではないかと捉えます。
最後の一文 「自信を持ってお勧めです」 に若干売り込み臭が出るものの、これも “つぶやき”形式になっている事で多少弱まり、見る側の拒絶反応も若干薄まっているように思います。
当ブログではこれまで、
「商品やサービスに対する、
店員の “ナマの声” を
コピーに使いましょう」
という事をお伝えしてきました。
この広告はまさにその良い参考例になると思います。
自然に出ている “ナマの声” なので、消費者にグイグイ押して来る売り込み臭も少なく感じ、消費者の拒絶反応もその分 少ない。
イコール、その分、消費者に自然にスーッと伝わっていく。
つまり、あなたがコピーを考える場合、お取り扱いの商品・サービスに対するふだんの “つぶやき” をそのまま活かせば、この程度のほどよいトーンで、消費者に自然に伝わる、という事です。
ぜひ参考になさってください。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって良い一日を!!!
Ps,
この広告で、「惜しむらくは、、、」という点が一つ。
どうしてもこのコピーが長くなってしまった、という事。
あなたの考えるコピーは、この例より
もう少し短いほうがいいですね。