おはようございます。

お元気さんで。(^O^)



先日、ヤフーで見た記事です。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130617-01049736-trendy-sci



タイトルは、


「人の視線はウソがつけない!

 ダイドードリンコ

 “売れる自販機”の秘密」


です。



中身をかいつまんで言うと、、、


人の視線と自販機の販売商品の売り上げがどういう風に相関するかを調査し、その結果に基づいてマーケティング施策を行なっている、


というお話しです。



面白かったのは、私も以前当ブログでご紹介した 「Zの法則」 が自販機の商品並びに関しては当てはまらない、というお話。


「Zの法則」 とは、人の視線が左上から右へ移動し、右端まで来たら折り返して斜め下、左下方向に移動し、左下に達すると最後に右下方向に平行移動する、つまりアルファベットの 「Z」 の書き順に沿って移動する、というもの。


ですから、通常の販促において、この 「Z」 ライン上に重要な訴求ポイントを配置すると伝わり度が高くなるという事になります。


でも、自販機での商品購入においては、人の視線は自販機前の段差などの危険因子を先に確認する上で、人の注意はまず足元に集中し、自販機の前にたどり着いたら、そこから顔を上げるような感じで、 「下 → 上」 に移動する、という事です。



この記事では、読者のあなたに 「自販機で商品をいかに売るか?」 という事をお伝えしている訳ではないので、詳しい話は割愛させていただきますが、とにかく、このように


「人が本能的に起こす行動」 から分析を起こし、そこから販促に生かしていくというマーケティング手法がどんどん増えてきている


という事です。



以前に当ブログでこの手の話についてご紹介したのは、これらの本のご紹介に関するものでした。



マーケターの知らない「95%」  消費者の「買いたい!」を作り出す実践脳科学/阪急コミュニケーションズ
¥2,100
Amazon.co.jp


「習慣で買う」のつくり方/海と月社
¥1,680
Amazon.co.jp


これらは、


人が本能的に反応するポイントをマーケティングにうまく導入したらこうなりますよ


という内容の本でした。



私自身、これらの本から学んだ事を随分と仕事に活用させていただき、おかげさまでこれらに基づいて制作した販促物は常に前年対比を上回る実績を上げております。



これらの例のように、


「脳科学」を活用するなど、マーケティングの世界にもどんどん “人間が本能的に起こす動き” に着目する動きが活発化してきています。



ある面 “本能” に近い部分の話なので、なかなか “あまのじゃく” の人もこれらの研究によって考えられた仕掛けに反抗する事が難しい、イコール、ヒット率アップはある程度確実に見込めるという事です。



読者の方々の中で、ご自身の商売の中で独学でマーケティング知識を勉強しておられる方にお伝えします。



よくある 「基礎的マーケティング」 みたいな本で勉強されるのも悪くはありませんが、その手の中には “学校のお勉強” 的な、実践の現場では何の役にも立たないものも多々あります。



当ブログでお伝えしているような、


●人の「共感」にフォーカスする



●「体験」をイメージさせやすい手法



●「個」にはたらきかけるもの・

  「絞り込み」を推奨しているもの


などの手のものから学ばれる事をお勧めするとともに、当記事に挙げている


「人が本能的に起こす行動」 に

フォーカスして考え出された

マーケティング手法


を学んで実際の現場に生かしていくようにされると、マーケティング情報の吸収としてはかなり効率の良いものになると言えます。



上記2冊は、かなりおすすめのものですし、それ以外であなたがピンと来たモノがあればそちらで学ばれてもいいかと思います。



とにかく、「脳科学」 をはじめこれからどんどんこの手の分野の研究が進んでいくと思われますし、それに付随し、マーケティング手法も進化するものと思います。



常にその辺の情報収集はされておくのが良いかと思います。



という事で、今日は、今後ますます進化すると思われる 「人が自然に起こす行動」 を分析して生み出されるマーケティングへの順応のすすめをお伝えしました。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!