おはようございます。
お元気さんで。(^O^)
今日はちょっと簡単な話を。
先日、とあるスーパーの売り場レジでの出来事です。
私の買い物合計が ¥654 でした。
私はちょうどの金額を持ちあわせていなかったので、 ¥1,000札一枚と、50円玉1枚、1円玉4枚、つまり、合計 ¥1,054 をレジのお姉さんに出しました。
ところが、そのレジのお姉さんは、誤って預かりを 「¥10,054」 とレジを打ってしまったらしく、一瞬 「えっ!」 となりました。
慌ててレジで修正しようとするも、おそらく使い方がよく解っていないらしく、手元に置いてあった計算機でお釣りを計算し始めたのです。
つまり、 「¥1,054ー¥654」 を計算機で計算しようとした、という事です。
思わず私は 「あ、それ、400円です」 と言ったんですが、お姉さんは 「あ、間違えるといけないので」 と言い、更に確認用にもう一度 「¥1,054ー¥654」 と計算し直したんです。
まぁ、別に腹は立ちませんでしたが、ちょっと 「えぇーっ、そうなん?」 と思いました。
軽い暗算じゃないかなー?
と思っただけに。。。。
でも、こういう例は、じつは意外に珍しいパターンではありません。
けっこう見かけるんです。
昔、とあるクライアントさんとの商談中に、とある印刷物3,000枚製作の話になりました。
クライアントさん 「1枚あたり、だいたい幾らになる?」
私 「そーですねー。大体¥50ぐらいです。」
クライアントさん 「そっかー、であれば・・・・、えーっと・・・」
と、
傍らに置いてあった計算機で 「¥50 ✕ 3,000枚」 の
計算をしようとするのです。
私は思わず、
「あ、それ ¥150,000 ですよー」
と言うと、クライアントさんは
「お! そうかー。 計算早いなぁー!」
と。
つまり、こういう人たちは、計算機を使うことに慣れすぎて、「50 × 3,000」 の計算でも計算機に頼ろうとしてしまう “クセ" がついてしまっているんですね。
別に責める訳でも攻撃する訳でもありませんが、こういう “クセ" は恐いなぁーと思います。
頭は使わないとボケると言いますが、これらの事例などは、簡単に軽く頭を使えるチャンスを一つ逃している事例だと捉えます。
そして、その1回の機会の積み重ねは、長い月日をかけてとても大きなものになるのではないかと考えます。
例えば、テレビのクイズ番組でも、たまにこんな問題を見かけます。
220 × 980 = ?
難しい計算に見える人もいらっしゃるかも知れませんが、これも考え方を組み立てれば簡単です。
考え方としては、
220 × (1,000-20) = ?
と捉えれば意外に簡単になりますよね。
こうすれば、
「220 × 1,000 = 220,000」 から 「220×20 = 4,400」 を引けばよい、イコール 「220,000 - 4,400」 で 、答えは 「215,600」 という事になります。
これらは算数(数学じゃなく(^_^;))の話ですが、この他、国語でも、今ワープロソフトやスマホなどで文字入力する機会が多い事から、漢字は “読める" けど “書けない" という人が増えています。
(自分もこういう事、多々ありますが・・・)
あと、英語で 「L(エル)」 と 「R(アール)」 の違い。
例えば、 「コングラチュレーション」 という言葉は日本語的に発音できても、4字目の 「ラ」 はスペルで「L」 か 「R」 のどちらなのか、また7字目 「レ」 はどちらなのか?
この辺も、知っておいた方がいい事かもしれません。
学校の勉強が社会人生活に役だっている割合を考えると、たしかに疑問な点は大いにありますが、頭の回転の劣化はできるだけ遅らせた方がいいと思うのは、みなさん一緒だと思います。
携帯電話が普及する前は、ビジネスマンにしろ一般の学生たちにしろ、多くの方がけっこうな量の 「電話番号」 を頭の中に記憶していた頃がありました。
こんな小さな例でも、今からすれば不便な時代に、みんなが頭を使っていた事がうかがえます。
そう考えれば、少しでも頭を使うクセって大事だと思います。
そんなに力んで考えなくても、ちょっと意識するだけでもいいのかなと思います。
ちょっとしたクイズゲームに
参加しているような感じで。
日頃意識されている方は素晴らしいと思いますし、「あ、全然そんな事考えていなかったー」っていう人も、別にそれが悪いわけではないので、よければ今日からでも意識されてみてはいかがかと思います。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!
手を使う事も、頭を使うための一つの道ですね。