おはようございます。



ちょっと、間が空きましたね。



お楽しみにしていただいていた方は、ごめんなさい。m(__)m



では、今日もスタートです。




先日来、ちょくちょく耳にするようになってきた言葉に


「8Kテレビ」


というのがあります。



今、家電業界で “次世代テレビ" として期待が大きい 「4Kテレビ」 の、さらにハイスペック版です。



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これまで日本を牽引してきた家電メーカーの新たな工業技術の腕の見せどころ、といった体で、その関係者たちは鼻息の荒いところでしょうが・・・・。



振り返って、市場の様子はどんな感じでしょう?



確か、これまでのアナログ放送から完全地デジ化に移行したのが去年の事でしたよね。



まだまだ 


「まだ、ウチのテレビ、新しいわよ」 


という人も多いのではないでしょうか。



そこに、上記の例 (ソニーの4Kテレビ) のような高額なテレビを、 「先端の技術で素晴らしい画像が楽しめますよ」 的に売りだそうとしている。


アンド、さらに、その先のシナリオまで。。。。。



どうでしょう?



私個人の私見ですが、


明らかにズレてる


と感じました。



これは、ネット上にあった4Kテレビおよび8Kテレビの説明をわかりやすく書きなおしたものです。


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今のテレビはフルHDといって1920×1080の解像度だが、

4Kテレビでは解像度は3840×2160、8Kだと7680×4320という

驚異的な解像度になり画素数は3317万画素だ。

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どうやら、画像がキレイらしい、というのは解ります。



が、解像度が、 「1920×1080」 から 「3840×2160」 、さらに 「7680×4320」 になるからという理由で、そんなにポンポン テレビを買い換えていくでしょうか???



ましてや、インターネットやスマホメディア、SNSなど、日常の行動で 「テレビ」 というコンテンツと競合するものがどんどん出てきている中、かなりの “テレビ離れ" が進んでいるご時世。



大量生産型時代の、完全に時代に乗り遅れた “工業目線" の商品開発が未だに跋扈しているように感じてならないのです。



「消費者目線」に立って考えれば、例えば、リモコン。



赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



読者のあなたは、テレビのリモコンのそれぞれのキーを一通り全部触った事があるでしょうか?

それぞれの機能を一通り全部使ったという方、いらっしゃるでしょうか?



恥ずかしながら、私はほとんど使うボタンや機能は決まってます。


使った事のないキーもたくさんあります。



なので、本音で言えば、もっとシンプルで解りやすいリモコンが欲しいと思ったりします。



でも、この感覚、私以外にも 「うん、それ解る!」 と思っていただける方がそこそこいらっしゃるのではないかと推察します。



つまり、メーカー側に立てば、テレビに関連する細かな行動を詳細に分析していけば、そこに消費者が喜びそうな “ツボ" が見えてきて、そこにフォーカスした商品開発を行う事だってできる、という事です。



これが、「消費者目線」 を意識した商品開発。


そして、 “買う側" の事を親身になって考えた商品は、ヒットの可能性が広がるものと確信します。



新しい技術の開発は長く日本を牽引してきた要素ではありますが、だからこそ、そこに “消費者目線" を意識し、そこに日本独特の高い技術力を投入すれば、本当に素晴らしい 「“消費者が喜ぶ"技術」 が生まれるのではないでしょうか。



先ほどの、テレビリモコンの例で言えば、もしスティーブ・ジョブズがまだ生きていて、テレビリモコンを開発しようとしたなら、多分 今までのものとはまったくデザインの違う、“革命的"なモノを開発したのでは、と思います。



今日は、ご商売する方に役立つ情報だったかと言えば、そうではなかったかもしれませんが、「4Kテレビ」・「8Kテレビ」に関するニュースに触れ、ちょっと雑感を書いてみました。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!