おはようございます。
お元気さんで!(^O^)
今日は、昨日の話の “親戚的" なお話で。
ん? “親戚的" って何やぁー? ・・・・って、それは、「続編」 でもないし、流れを受けているようで若干違うしぃー的な感じなので。(笑)
今日採り上げるのは、
箇条書き
です。
とある、まとまった内容のものを、各要素・要素に分解していく作業ですよね。
まぁ、言ってみれば、 “内容の因数分解" 。
この 「箇条書き」 、いろいろな場面でじつによく役に立ちます。
まず、実例で話を進めていきましょう。
昨日の例文を今日も使わせていただきます。
例文。
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今でこそ”活発で行動力のある”というイメージ通りの
活躍を見せる彼女ですが、実は10代の頃はとても
孤独な少女時代を送ったそうで、彼女は日本人と
アイルランド系アメリカ人の混血という事もあり、
アジア人の血を引いた黒い髪や瞳に大きなコンプレックスを
感じて、学校では仲間の輪に入れず、多くの時間を
独りで過ごしていたという事です。クラスメイトからから
哀れみの目を向けられるのが嫌で、休み時間は図書館や
フットボール場の外野席に”避難”する事が多かったと
彼女は語り、実際、先のパンテーン社主催のソング・
ライティング・コンテストでの優勝曲であり、ファースト
アルバムにも収録されている「ミス・インヴィジブル」は、
この13歳時代の独りぼっちで過ごした経験を基に
作られており、アルバムには他にも強く心を締め付け
られるような孤独感や喪失感を感じる切ない歌詞の歌が
収録されています。
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という、この文。
これを箇条書きにすると、
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●今でこそ”活発で行動力のある”というイメージ通りの
活躍を見せる彼女だが、実は10代の頃はとても
孤独な少女時代を送っていた。
●彼女は日本人とアイルランド系アメリカ人の混血。
ゆえに、アジア人の血を引いた黒い髪や瞳に
大きなコンプレックスを感じていた。
●学校では仲間の輪に入れず、多くの時間を
独りで過ごしていた。
●クラスメイトからから哀れみの目を向けられるのが嫌で、
休み時間は図書館やフットボール場の外野席に
”避難”する事が多かった。
●ファーストアルバムに収録されている
「ミス・インヴィジブル」は、この13歳時代の
独りぼっちで過ごした経験を基に作られている。
●この 「ミス・インビジブル」は、先のパンテーン社
主催のソング・ライティング・コンテストでの
優勝曲である。
●ファーストアルバムには、この他にも強く心を
締め付けられるような孤独感や喪失感を感じる
切ない歌詞の歌が収録されている。
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という事になりますかね。
どうですか?
本当に解りやすくなっていませんか。
これは、2つの道で大いに役に立ちます。
一つは、
自分の考えをまとめる時。
例えば、何かの長文を読んだ時や、人のちょっとした長さのある話を聴いている時、一旦全部読み終えたり聴き終えたりした時に話の内容全体をつかもうと思っても、結局そんなに “贅肉的" な部分は削ぎ落とせず、なんかあまりポイントをつかんでいないように思ったりします。
そんな時、箇条書きにしてみると、頭の中でじつに短時間で話の全体像がまとまったりします。
イコール、
ポイントを的確につかむ事ができます。
それから、2つめの役立ちポイント。
これは、昨日の話の焼き直しっぽくなりますが、
人に伝える時
です。
先に挙げてある例文のように、最初の “つながっている文面" よりも 箇条書き で示した分の方が圧倒的に解りやすいですよね。
昨日もお伝えしたように、
「解りやすさ」 = 「伝わりやすさ」
です。
ただ “伝えて" いても意味が薄く、 「“伝わって" こそナンボ」 ですから、その点でもこの箇条書きという手法はとても有効です。
私が人生で初めて 「箇条書き」 に接したのは小学校の4年か5年の時だったと記憶していますが、その時 目からウロコ のように、 「こんな便利な方法があるのかー!」 と大感激した事を覚えています。
以来、困った時にはこれを使って内容を “因数分解" し、かなりのところを助けてもらいました。
“今さら" と思う方はすでに充分に有効活用されている方なのでいいのですが、そうではない方がいらっしゃったら、今一度意識していろんな場面で使ってみられてはどうでしょうか。
内容理解のスピードが圧倒的に変わってくるかも、です。
以上、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!