おはようございます。

お元気さんで!(^o^)



当ブログでは、事あるごとに 


「“絞り込み"は大事ですよー」


とお伝えしてきました。



「ターゲット」 の絞り込みや、「ニーズ」 の絞り込み、など。



なぜ、“絞り込み" は必要なのか?



今日は、これを一般消費者の行動シーンからご紹介していきたいと思います。



例えば、あなたが寝る前にトイレに行き、流した瞬間から水が止まらなくなったとします。



あなたはどうしますか?



例えば、すぐに電話帳のタウンページを引っ張り出して 「水回り」 という業種のページを探すかもしれませんね。


そして、もう一つ考えられるのが、ネットで調べる、という方法。



この時、先ほどのタウンページで 「すぐに対応業者を探す」 というパターンではなく、 「なにかとても簡単な部分がちょっと外れただけで、少し処置すればすぐに直るのではないか?」 という考えも立ち、その切り口からネット検索を始めます。



この時に入力されるキーワードは、例えば、


「トイレ 水 流れっぱなし」


とかになるかと思います。



これで見てみて、素人がすぐに直せるものではないと判断すると、今度は業者探しが始まります。


次に入力するキーワードは


「トイレ 水 流れっぱなし 対応 24時間」


とかになるでしょうか。



そこで出てきた検索結果のタイトル・見出し・リード文で、


A社:

「家のあれこれ、何でもお任せください。

 ・ハウスクリーニング

 ・水回りのトラブル

 ・防犯対策

 ・リフォームのご相談、など。」



B社:

「水回りのエキスパート

 風呂・台所・トイレ・お庭、

 あらゆる水回りのトラブル解消や

 ご相談に乗ります。」



C社:

「トイレのトラブルでお困りですか?

 ・トイレが詰まった。

 ・水が止まらない。

 ・貯水槽から変なニオイがする。

 など、すべて解決します。」


の3つが特に目についたとします。



いかがですか?


あなただったら、どれに強く反応しますか?



まず、A社は一番に外れるのではないでしょうか。


「トイレの水の流れっぱなし」 でトラブっているあなたには、 “家の全般" なんて言われても・・・、焦点がぼやけ過ぎていてあまり強くヒットしないですよね。



B社も、「トイレ」 っていう言葉に強く反応はするし 「水回り」・「トラブル解消」 っていう言葉にも若干の期待感は湧くけど。。。。



やはり、それよりは、まさに自分が切実に逼迫ししている 「(トイレの)水が止まらない」 というポイントをそのものズバリ書いてくれているC社の方に強くヒットする確率が高いのではないでしょうか。



この今現在 自分が関心があるのは、今この瞬間 困っているこの状況を解決してくれさえすればいい、ただそれだけです。


その業者が他に何ができようが、それはどうだっていいことです。



これが、消費者側からの目線です。



しかし、逆に、ネットで打ち出す側の、業者側からの目線になった時、C社のようなかなり限定的なPRでは心もとないと考えられる方も多いのではないかと思います。


「ウチは、水回り全般の事は何でもできるのに、

 トイレだけに絞ったPRだなんて、

 あまりにも無謀だ!」


と考えられる方もいらっしゃてもムリはありません。


たしかに、お風呂やキッチンに関する提案やトラブル解消のノウハウも沢山持っているのに、それをPRしないという選択肢はあり得ません。



そんな時はどうしたらいいか?



それは、


別々のPRを行う


という事で解決します。



「トイレ」 に絞り込んだチラシを作り、別個に 「キッチン」 に絞り込んだチラシを作る。


「トイレ」 専門のホームページを用意する傍ら、「お風呂のトラブル専門」 のサイトも運営する。 という方法です。



こうすると、たしかに宣伝広告費は高くつきますが、


「お客さんがヒットするか、しないか?」


の、白黒の答えしか出ない場においては、これぐらいの投資はかけた方がいいです。



「多少高くついて注文ゲット」 がいいか、 「安く押さえて注文ゼロ」 がいいか。。。。


答えは言わずもがなですよね。



先ほど挙げた、一般消費者が業者を探すストーリーを見てみても、本当に “絞り込まないと" 「シロ」 の可能性があるものが 「クロ」 になってしまうのです。


「グレー」 の選択肢は無いのです。




いかがでしょうか。



あなたの会社・お店の販促は “絞り込み" をかけているでしょうか。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!





赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
            絞り込むからこそヒットする!