おはようございます。
今、 『「個」の時代』 といわれ、これから更にその現象が進んでいくと言われています。
ビジネスの場においても、携帯電話での連絡や一人最低１アドレスの状態になって、「組織」 を通さずに 「個人」 と直接連絡がとれるようになり、取引業者の方でも 「〇〇会社さんの□□さん」 というよりも 「□□さん」 だけで捉える雰囲気が強くなってきました。
ＳＮＳの進歩によって、これまで一部の限られたメディアしかできなかった様々な発信が、今は 「個人」 ができるようになり、またそれは時としてマスメディアをも凌ぐほどのものとなりました。
対して、その対極にあったのが、一昔前の 『「組織」の時代』 ですね。
世のサラリーマンは、自己紹介の時に 「〇〇株式会社の□□です。」 と、所属の会社を枕詞にしていたり、新幹線の車内放送で 「〇〇株式会社の□□様、会社にお電話いただきますようお願いします。」 と流れるように仕掛けてわざと会社の名前が乗客の耳に入るようにしてみたり、と “「組織」の打ち出し" に躍起になっていた時代がありました。
今は隔世の感があります。
こうなると大事なのは、
こんな時代に 「個人」 というものを
どう確立させるか
そして、
「個人」 をどうアピールするか
という事ですね。
まず最初に、
プロフィールをできるだけ
具体的に提示できるようにする
ことです。
「自分はこんな人間で、こんな特性があり、
ふだんこういう活動をしています。
性格はこういう感じで、よくこういう事をしています」
など。
そこから、人に対して大いに役に立ったり人を強く引きつけたりできそうなポイントが見えてきます。
次は、それを
強く自己主張する
ことです。
「私は、こうこう、こういう人間ですよー！」 的な感じで。
ここでとても大事なのは、
“照れ" をなくすこと
です。
これ、とても大事です！
最初は、そういったＰＲに不慣れで、どこかぎこちなく、自分でも 「なんか、カッコ悪いなぁ・・・」 と思うものですが、やり続けていくうちに、やがて “さま" になってきますから、それまでの我慢です。
こんな時、よく傍の人で冷笑したり嘲笑したりする人が居ますが、ほんとうの意味で言えば、逆にそういう人のほうが “時代遅れ" であり “後進的" であり、じつは “カッコ悪い" 訳ですから、そこは眼中に入れず、逆にその人を憐れんであげるぐらいの気持ちで、ご自身のＰＲに勤しんでください。
これを照れずにやったあなたと、傍らで冷笑していたその人とは、先々大きな差が生まれてきますから、本当に、どうか照れずに押し通してください。
そして、この 照れずにやった “自己主張" を押し通していくと、先ほども書いたようにやがてそれが “さま"になり、それは
「“あなた"スタイル」
になります。
そうすると、周囲の反応が違ってきます。
「△△（スタイル）の××さん」
と、周囲の人が勝手にイメージ付けてくれるようになります。
まさに、
「“あなた"スタイル」が確立された瞬間
です。
一旦確立してしまえば、それが軌道となって、けっこう後が楽になります。
そして、これらのステップの中で、できれば・・・・、と言うか、ぜひやってほしいのが、
アピールポイントの絞り込みを行い、
“ニッチ化" すること
です。
これをやると、特徴が際立ち、人の印象に残りやすくなります。
例えば、私の場合、
・ ふつうの 「マーケッター」 ではありません。
・ ふつうの 「販促関係のマーケッター」 でもありません。
・ 「“販促ツール"関係専門 のマーケッター」 です。
ですので、イベント関係を検討中の業者さんがまず相談に来る事はありません。
「どこで、どんな感じで売ったらいい？」 という類の相談もあまりありません。
でも、販促物の話になると 「これ、ＮＡＫＡ－Ｇさんの得意分野だろうから」 と、いの一番に相談してくれる業者さんが出てきます。
もう少し私個人のことを言わせてもらえれば、先ほどの “強い自己主張" は、特に名刺とニュースレターでやっています。
名刺は２つ折りのもので、計４面を使い、連絡先だけでなく自分の趣味や簡単なプロフィール、得意分野である販促ツール関係に役立つ記事などを掲載しています。
おかげさまで 「へぇー、すごい！」 と、話題のきっかけ作りの仕込みにはなっています。
ニュースレターは、なかなか顔を合わせられない方たちへの “存在感の意識付け" にもなりますし、こちらも、おかげさまで楽しみにしていただいている方が多く居てくださいます。
あと、意外に大きな力を発揮してくれるのが
似顔絵
です。
これも、 「とても印象に残る」 と、よく言ってくださいます。
当ブログでも度々書いていますが、 「顔」 はとても人の目を引く効果がりますので、まだ 「顔」 を出していないあなたはぜひ導入をご検討ください。
手前味噌ですが、この３つのツールでも、それなりの “「個」の打ち出し" ができているものと捉えています。
そして、更なる “「個」の打ち出し" を画策し、様々な場面で 「あ、ＮＡＫＡ－Ｇに声かけてみようか」 と思い出していただけるようにしたいと思っています。
ま、これは私の例ですが、こういったサンプルからも、あなた独自の “「個」の打ち出し" に参考になるものがあればラッキーです。
「組織」 のＰＲ力がインパクトを失い 「個人」 のＰＲ力が試されるようになってきたこの時代に、あなたのＰＲに抜かりが無いよう、ぜひその見せ方にもご留意くださいませ。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を！！！
これが私の似顔絵。
けっこう 「個」 を打ち出してくれます。