おはようございます。
お元気様です。
世間を行き交う情報量が超次元的に増殖している現代に、 「モノ」 で売るという事がとても困難になってきた、というお話は毎度お伝えしている通りです。
そして、こんな時代に
● 「価値」 を売る。
● 「人間関係」 で売る。
● 「“モノ" が生む “ストーリー"」 で売る。
などの考え方が有効である、というのもいつもの通りです。
このうち、 “「人間関係」で売る" という面で、とても参考になるパターンがあるので、その方法を探れる方は探ってみては、というお話です。
私はお酒や友人・知人との会話が好きで、そのため “夜の街" へよく繰り出します。
(最近は減りましたが・・・・・笑)
当然いろんな店に行くのですが、やはり店によって 「ここはいいね」 とか 「ここはあんまりだなぁ・・・」 という、感覚的な “好き・嫌い" が出てきます。
食事をする店では、店の雰囲気や食事の内容、そして店員さんの応対などがその判断基準になるんですが、その次に行くクラブやラウンジ、スナック、ショットバー系統の店に行った時にもその判断基準となるのが、
● 店の雰囲気
● サービス内容
● 従業員さん(主にホステスさん)の対応
となってきます。
このうち、とても勉強になるのが3つ目の
「従業員さん(主にホステスさん)の対応」
です。
「また行きたい」・「また行ってもいいなぁー」 と思わせる店の一つの大きな特長は、
お客さんとの人間関係の作り方がうまい
という事です。
もちろん “色気" を売ってくるところもあります。
私も嫌いじゃないけど(笑)、そんなのは長続きしません。
長く続く関係性を築ける店は、とても上手にお客さんとの人間関係を維持します。
その手法としては、
● マメな連絡。
● その際に、あまり強く売り込まない。
● 「売り込み」ではなく、
「一緒に〇〇する」 という機会を
作るのがうまい。
● ちょっとした“プチおみやげ"などの
心遣いで、軽くお客さんを喜ばせる。
などです。
これらをひょっと見てみると・・・・・
一般の商売でも、
とてもよく当てはまる事
だと思いませんか。
“夜の街" の商売というと 「酒」・「色恋」 などが絡みやすくなるため、どこかそういう面での魅力(魔力?)で人を呼んでいるイメージが付きまといますが、実際にお客さんと長い付き合いを手堅くされているお店は、こういう “商売のイロハのイ" みたいな事を確実にやっておられます。
いや、 「酒」・「色恋」 が絡みやすい、より “人間的にディープ" な環境であるからこそ、このような “商売の基本" をマジメにこなすというのが、実はとても大事な事なんでしょうね。
見る角度によっては不真面目な世界のように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に勉強になるお店がたくさんあります。
夜の街に繰り出す事の多い方は、そういった角度で接客を見てみられると、また新たなヒントが見つかるかもしれませんよ。
以上、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!
帰り際にこのようなぽち袋をくれるお店。
こういう軽いお心遣いで、思わずクスっとなり感謝と
親しみを感じてしまう。