おはようございます。



新年度、今日からスタートですね。



心機一転の節目でもあります。



みなさまと共に新年度を良きものにしていきましょう!



それでは、本日もよろしくお願いします。




今日、とある記事で2つほど気になるものがありました。



まず1つ目。



①、一日一杯の味噌汁で、老眼にかかる年齢が

   5歳遅くなり、その進行度も飲まなかった人よりも

   遅くなる。


2つ目は、


②、一日一杯の味噌汁が白内障発症のリスクを

   約15%も高める。


というもの。



どちらも 「一日一杯の味噌汁」 の飲食習慣により引き起こされるものですが、この “プラス" と “マイナス" 、いかがお感じになりますか。



あなたは、どちらの項目が

気になりましたか?





じつは・・・・これ、


ウソです!!!



今日は4月1日。。。。( ̄ー ̄)ニヤリ



すいません、どうかお許しを。 (^_^;)



という事ですが、再度実際に質問です。


あなたはこの二つのお話のどちらに

心が引っかかったでしょうか?

(これ、マジです!)



おそらく、多くの人は、



だったんではないでしょうか。



じつは、これはとても人間の本能に近い感覚の話なんです。



どういう事かというと、


人が本能的にアクションを起こす時って、


「苦痛」が発生した時か、

「快楽」に反応した時、


のいずれかなんです。



例えば、人は蜂に手を刺されたりして 「苦痛」 を感じると、反射神経的にとっさに手を引っ込めますよね。


これは、何も考えずに、本能的に起きる行動ですよね。


また、肩が凝った人はマッサージを受けるととてもいい気持ちになり、できればずっと続けてほしいと思ってしまいますよね。


これも、極々自然な事ですよね。



このような感覚がベースになって、


気の合った仲間たちとのおしゃべり(快楽)を楽しみ、

嫌な上司の説教(苦痛)に心的ストレスを抱えてしまう


などの日常生活の様々なシーンでも同様なパターンを体験する訳です。



そして。。。


この二つのどちらに瞬時に強く反応するかというと、それは、


「苦痛」から逃れたい


という反応のほうが、より強く起きやすい


のです。



ですから、先の例題でも、 「老眼にかかりにくく、進行も遅くなる」 という快感要素的な情報よりも、 「白内障のリスクが高まる」 という苦痛要素的な情報の方が気になってしまう訳です。



こういった現象を考えに入れ、あなたの販促活動を工夫してみては! というのが本日のご提案です。



例えば、年間通信費のお得感をPRしたい時に、


A.「年間30,000円もお得ですよ!」


B.「年間30,000円、損していますよ!」


のどちらが “ドキッ!" とするかというと、やはり 「B」 の方が 「まずい!」 と思ってしまいますよね。



アンチエイジングの業種だと、


C.「5歳若く見られたらどうですか?」


D.「5歳老けて見られたらどうしますか?」


のどちらが心に引っかかるか? ですよね。



このように、 「苦痛」 や 「危機」 などの要素に興味を引かせる事で、消費者の反応を高めることができます。



悪用して不必要に消費者を煽るような販促もいけませんが、逆に消費者の苦痛を取り除いてあげるのも商売人が世に役立つ一つの道です。



あなたのお取り扱いの商品やサービスで、消費者を “苦痛" や “危機" から解放してあげられるものはないでしょうか。



一度、検証されてみてはいかがでしょうか。



見込み客がたくさんあなた方に寄ってくるように・・・・・ではなく、見込み客があなたのもとから去っていかないように、ですね。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
     「頭痛のない快適な毎日を」 よりも

     「あのイヤな頭痛をブロック」の方が伝わりますよね!