おはようございます。



いい季節になってきましたね。



桜の開花が話題になり始め、それにともなって 「桜」 に関連した商品もずいぶんと店頭の特集コーナーやキャンペーンコーナーで見られるようになってきました。



また、ラジオやテレビでも、 「桜」 の見ごろや注目スポットの紹介など、トピックス的に扱われる回数も多くなってきております。



そういった状態の中で、ちょくちょく見聞きするのが、


「桜」 の語源


についてのお話です。



ご存じの方も多いとは思いますが、


「桜」 の語源は2つあり、


①、動詞の「咲く」に、接尾語の「ら」が付いて名詞になった。

②、「さ」 は 「農耕」 または 「神様」 を表し、

   「くら」 は、それを迎え入れる 「座」 を表す。


というものですね。



私も最初に聞いた時には へぇ~ と思い、そして、軽く 知らなかった。おもしろいもんだねぇ。。。 なんて思ったものです。



このエピソードは、ラジオやテレビでこの季節によく流され、そして、桜関連の商品を販売しているコーナーのPOPやその商品自体のパッケージにもちょくちょく見られます。



この情報に最初に触れた時の私のような反応、読者のあなたもけっこう体験しているのではないでしょうか。


今まで知らなかった “プチ雑学" を聞かされ、 「あ~、おもしろいねー」 と “軽く" 思ってしまうパターン。



これは、人間に本能的に 「“何か"を知りたい」 という欲求があるために起きる反応です。



成長過程の子供などはその最たる例ですよね。


「これ、なぁにー?」

「あれ、なんでああなるのぉー?」

「どうして、〇〇は△△なのぉー?」


など、あどけない顔で矢継ぎ早に親に質問攻めにしますよね。



また、もう15年ほど前でしょうか、 「明日役に立たない雑学」 だったかのコピーで、 “雑学" ばかりを採り上げたバラエティー番組が一世を風靡したりもしましたよね。



この本能的欲求を活用し、


この欲求を引きつける事で、

あなたが取り扱っている

商品やサービスへの関心を

引くことができる


ということが言えます。



先ほどの 「桜」 のエピソードを交え商品紹介しているPOPを見かけた事がありますが、これなどはその好例ですよね。



このシーズンの 「桜」 だけでなく、例えばゴールデンウィークでしたら 「端午の節句」 の由来とか、夏が来れば 「夏のお肌を守るうれしい食材知識」 とか、本当に “軽い" 雑学を様々な販促物に入れると、それを知らなかった人に、先ほどの 「桜」 の語源を最初に知った時の反応と同じ反応が起きます。



そして、このポイントは、


あくまで “軽く"


です。



これはあくまで私見ですが、私の拙い経験上、長くなったりすると反応する人の割合が減るように思います。


長くなると、読もうとする人の率が落ち、その分、先ほどの “反応" までたどり着く人の割合も減るのではないかと推察されます。


軽くちょっと書いてある方が、サッと目が行き、サッと頭に吸収されやすくなり、イコール、 “反応" を起こしやすくなる、という事です。



そして、 “軽い" 方が頭に残りやすいです。



読者のあなた方、それぞれの専門分野で、それぞれ、この “プチ雑学" があると思います。



うまく販促物に活かしていただければ、と思います。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!





赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
 「おんな正月」って何?・・・・・・

 これが知識吸収欲求を引くポイントになる。