おはようございます。



前回の記事で、 「解りやすさを追求しましょう」 という内容をお伝えしました。



今日はその続編的な内容です。



突然ですが、下記の文章を一度ご覧になって下さい。



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蛙を熱湯に入れようとすると当然の如くびっくりして

すぐに飛び出します。しかし、これが水の中に蛙を

入れてその状態から沸かしていくと、蛙は温度の

変化に気付かず、やがて気が付いた時には

そのお湯から抜け出せなくなっていて

やがては茹で上がって死んでしまう、という現象に

引っ掛け、ビジネス等の場でずっとぬるま湯の中に

浸っていると何時の間にか致命的な状態に陥ってしまう、

という比喩的な話です。


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という文章です。


いかがですか。


まぁ、別に違和感は感じられないかと思います。


では、次にこの文章を読んでみてください。


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カエルを熱湯に入れようとすると当然のごとく

びっくりしてすぐに飛び出します。


しかし、これが水の中にカエルを入れてその状態から

沸かしていくと、カエルは温度の変化に気づきません。


やがて気がついた時には、そのお湯から抜け出せなく

なっていて やがては茹であがって死んでしまいます。


この現象にひっかけ、ビジネスなどの場でずっと

ぬるま湯の中に浸っていると、いつの間にか

致命的な状態に陥ってしまう、という比喩的な話です。


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さっきと一緒じゃん・・・・・  

だけど、、、多少 “何か" が違う・・・・かな・・・  


と思われた方もいらっしゃるのでは?


まぁ、そこそこお気づきなった方も多いかとは思いますが、そう、多少 “変化" をつけましたね。



その “変化" とは、、、


● 文節ごとに行間を入れた



● いくつかの漢字を、

  敢えてひらがなにした


と、そして、


●一部の長い文章を、一度切って、

 二つに分けた


という事です。


こうする事で、読みやすくなっていませんか。



先般の記事で、 「解りやすく伝える」 という主旨を実行するため、


読みやすくする


というのも一つの手法となってくる訳です。



読みやすいほど、伝わりやすくなりますよね。



これも当ブログで何度かお話ししていますが、あなたが消費者に販促ですべき事は、


「伝えること」 ではなく、 

「伝わるようにすること」


ですよね。



「伝えること」 というのは、乱暴に言えば、こちらから “言いっぱなし" でもいい訳です。



でも、 「伝わるようにすること」 になってくると、 “ちゃんと伝わったか" までしっかり面倒を見なくてはいけない、という事になってきます。


“ちゃんと伝われば" 消費者はそれだけあなたの事を理解してくれ、購入する確率が高くなります。


でも、“言いっぱなし" では、ちゃんと理解してくれたかどうかはとても微妙で、イコール、買ってもらえる確率が “ちゃんと伝わった" 時よりも確実に減ります。



そして、この “読みやすさ" を追求していくと、こういう事にも注意が向いてきます。


それは、 


字(フォント)の大きさ 


です。



例えば、下記のような表記。


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カエルを熱湯に入れようとすると当然のごとくびっくりして

すぐに飛び出します。


しかし、これが水の中にカエルを入れてその状態から

沸かしていくと、カエルは温度の変化に気づきません。


やがて気がついた時には、そのお湯から抜け出せなく

なっていて やがては茹であがって死んでしまいます。


この現象にひっかけ、ビジネスなどの場でずっとぬるま湯の

中に浸っていると、いつの間にか致命的な状態に陥ってしまう、

という比喩的な話です。


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これに比べて、このような表記。



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カエルを熱湯に入れようとすると当然のごとく

びっくりしてすぐに飛び出します。


しかし、これが水の中にカエルを入れて

その状態から沸かしていくと、カエルは温度の

変化に気づきません。



やがて気がついた時には、そのお湯から

抜け出せなくなっていて やがては

茹であがって死んでしまいます。


この現象にひっかけ、ビジネスなどの場で

ずっとぬるま湯の中に浸っていると、

いつの間にか致命的な状態に陥ってしまう、

という比喩的な話です。


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いかがですか?



当然のことながら、字(フォント)を大きくした方が読みやすいでしょ。



このようなパソコン画面上もそうですし、一般的な印刷物もそうなんですが、


字(フォント)を小さくする方が

デザイン的にスッキリするんですね。


でも・・・・


先ほどもお伝えしたように、


あなたにとって必要な事は、

「デザインのキレイさ」 を売る事ではなく、

「商品・サービスの価値」を

ちゃんと伝わるようにする事ですよね。


そう考えれば、

極力デザイン性を損なわない範囲で、

できるだけ文字を大きく見せるような

仕上げを目指さなければいけません。



これからどんどん世の中は高齢化社会になってきます。



余計に、そういった面への配慮は必要になってきます。



あなたのお手持ちの販促ツール、見やすく、読みやすくなっていますでしょうか。



一度ご確認くださいませ。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
       パッケージの文字も読みやすさが大事