おはようございます。



あなたのお店・会社は 「個人」 を表に出しておられますでしょうか?



お一人でご商売されている方は必然的にそうなるとは思いますが、ある程度の規模の組織だと社員さんたちは 「個人」 よりも 「会社」・「お店」 として表に出ようとする空気が多々あります。



例えば、その会社のニュースレターの社員紹介をしようと思うと、「いや、わたし、そういうの恥ずかしいから」 とか 「ええーーーっ、わたしのプライベートなんて、そんなのニュースレターに載せてほしくないわ」 など、気恥ずかしさがあったりプライベートを知られるのを嫌がったりする人がけっこういらっしゃいます。



でも、お客さんの立場からすると、その店・会社と長く付き合うかどうかを考えた場合、こういうのは非常に付き合いづらいものです。



想像してみてください。



あなたの近所にケーキ屋が2軒同時にできたとして、そのどちらも同じように親切で美味しい場合、


A店: 何度か行くうちに、店員の篠原さん(仮)が

    顔を覚えてくれるようになり、毎回行くと

    篠原さんが出てきて挨拶してくれる。


B店: 毎回行くが、その度に店員が違っており、

    特に顔見知りもできる訳ではない。


このA店とB店のどちらに行く機会がこの先増えるでしょうか?



多分大方の人の答えは 「A店」 になるのではないでしょうか。



この話を分析しますと、どちらの場合も 「店」 には行っているんですよね。


でも、愛着を感じる対象がA店にはあり、B店は見つけにくい状態になっている、という事。



その差は何で出るかというと 


篠原さん(仮)が居るか、

居ないか 


ですよね。


つまり、


「個人」 が前面に出て

人を引き付けているかどうか


という事です。



あなたが何かを語りかける場合、 「人」 には話しかけようと思いますが、 「会社」・「店」 には話しかけようという発想は生まれませんよね。


イコール、 「個人」 とは付き合いやすいが、 「会社」・「店」 とは付き合うという感覚すら生まれない、という事です。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
とある不動産賃貸業者の店先。営業マンのプロフィールを見せて

「個人」をPRしている。


ですから、


SNSにしても、ニュースレターにしても、また、販促物にしても、店頭にしても、 “「個人」 を売る" という事は非常に大事なことなんです。


それこそ、販促チラシでも、


「鮮魚売り場担当・川島のイチオシ!

 今年最後の越前ガニ」


なんて顔写真付きで打ち出せば、そうしない場合と比べて反応はずいぶんと違ってくるはずです。



いかがでしょうか。 あなたの会社やお店は 「個人」 を打ち出しておられますでしょうか。



おそらく、店によっては、もっと出していいぐらいではないかと思われます。



お客さんと良い関係を築いていくためにも、ぜひ検証なさってみてください。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!




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とあるスーパーの売場。バイヤーおすすめの商品を顔出しで紹介

している。これにより信頼度がアップする。