おはようございます。



今こんな本を読んでいます。



たった1人に伝わると大勢が感動する GIFTの法則/平野 秀典
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とても気づきの多い本なのでご紹介したいと思います。



書いてある内容が、私が当ブログでお伝えしている事と近かったりして、更にそこに著者独自の、私とは違った角度からの考え方が書かれてあります。



思わず、


「あっ、そうかー、こういう考え方をすれば

 伝えたいことがもっと自然に伝わるなぁ!」


と思い、大変為になります。



ではさっそくその詳細をご紹介していきましょう。



まず、私は当ブログで常に 「“モノ"ではなく、“体験"を売りましょう」 とお伝えしていますが、ちょっと前にも書きましたが、PRすべき “体験" がうまく思い浮かんでこなかったり、伝え方が不自然になったりしてしまう時があります。


その少し前の記事では、その解決策の一つとして 


「お客さんがその商品・サービスを手にした後に

 起きるストーリーをイメージし、伝える」 


という策をご提示していますが、この本にあったもう一つの考え方は、


「お客さんにその商品・サービスから起きる

 “体験" を、

 いかにしてプレゼントするか」


というもの。



多くの人は、人にプレゼントを贈る時ってとてもワクワクするものです。


①どういう風に渡そうか?

②どんな仕掛けを入れてやろうか?

③どうビックリさせてやろうか?

④どれだけ感激させてやろうか?

⑤どんな笑顔を見せてくれるだろうか?


などなどを考えると、とても楽しくなり、できるだけこれらの精度を高めたいと自然に思いますよね。



この 「人にプレゼントを贈る時の感覚」 を、お客さんに提供する商品・サービスから生まれる “体験" にスライドさせるのです。


①のスライド:

うちの商品・サービスから生まれる “体験" を

どういう風に提供しようか?


②のスライド:

うちの商品・サービスにどんな仕掛けを

入れてやろうか?


③のスライド:

うちの商品・サービスでどういう風に

ビックリさせてやろうか?


④のスライド:

うちの商品・サービスでどれだけ

感激させてやろうか?

または、 

“商品・サービスから生まれる体験" で

どれだけ感激させてやろうか?


⑤のスライド:

うちの商品・サービスから生まれる “体験" で

どんな笑顔を見せてくれるだろうか?


といった感じです。



これに当てはめていくと、自然と素直にお客さんに喜んでもらえる発想がしやすくなります。



そして、ここには


“You"発想


が生まれます。


「“You"発想」 とは私が勝手に作った造語ですが、この本の中では 「二人称で」 と書かれています。


つまり、


常に発想の対象は 

“You=あなた=お客さん" 


という事です。


お客さんの心を中心に考えれば、


①’、そのお客さんはどのように

   サービスを受け取ると喜ぶだろうか?

②’、そのお客さんはどんな仕掛けに

   喜ぶだろうか?

③’、そのお客さんは何にビックリするだろうか?

④’、そのお客さんの感激ポイントは?

⑤’、そのお客さんはどんな笑顔を

   見せてくれるか?


というところに思い至りますよね。



こう考えると、発想するのが楽しくなり、よりレベルの高い商品・サービスの提供の仕方が生まれるものと思います。



この発想法の他にも、この本にはたくさんの有益な考え方が書かれてあるのですが、それはまた次回以降で。



それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!





赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
   とある飲食店でいただいたぽち袋パッケージ菓子。

   これ自体もプレゼントだが、これをもらう事自体が

   「ちょっとしたサプライズ」という一つの“プレゼント"になって、

   この店への好感度が上がる。