おはようございます。
今日は、ちょっと雑感を。
先日の日経MJの1面はこんな感じでした。
国の支援制度もあり、また東北に製作拠点が集中し始める現象が起きるなど、電子書籍の広がりを妨げる要素が少しずつ減ってきて、今後の市場拡大に弾みがつきそうだ。
という記事です。
前にも2度ほど記事として採り上げていますが、私もこの電子書籍の強い肯定派です。
あ、申し上げておきますが、かと言って紙の本がもう古いとか要らないとか言うつもりもありません。
紙の本には紙の本の良さ (質感からの感覚的な読み位置がわかりやすい点や、全体的な質感でどの本にどんな事が書いてあったかがわかりやすい、など) があり、電子書籍には電子書籍の良さがある。
両立すればいいと思ってる派です。
こういうケースの場合、二元論にしてすぐ白黒つけたがる人もいらっしゃいますが、そこは双方の “いいとこ取り" でいい訳で、ムリにどちらかに分ける必要性はまったくありません!
まあ、そんな話はさておき、私が昨年にAmazonでKindleを購入し電子書籍ライフを始めてからの感想として何点かのポイントを挙げたいと思います。
● 1冊当たりの価格が安い!
紙の本で1冊¥1,500程度のものだと、物によって
価格は違いますが、ざっとの感覚で電子書籍だと
¥1,100程度で買えます。
これの積み重ねは大きいです。
● 1つの端末に何冊もの本が入るのが便利。
私の場合、興味の強い分野としては、ビジネスの部分では
「マーケティング」・「ビジネス環境の未来的展望」・
「ビジネスマインド」・「発想関係」など。
プライベートな部分では「歴史」・「人物像」・「精神修養」・
「雑学」・「サブカルチャー」など、があります。
これらの分野のものを、全部400gの端末一つの中に
収納できるのです。
ですから、長距離の移動や旅行の時などは、
仕事関係のものを読みながら、ちょっと疲れたら
少し休憩し、その後例えば雑学的なものを読んで
「へぇー」なんて言いながら過ごす、という事も
何冊の本を持ち歩かずずに一つの端末でできます。
●読書量が増えた。
何なんでしょうねー、Kindle端末の手に持った感じが
心地良いからかわかりませんが、とにかく、
本を読む量は増えました。
そして、これは私に限った話ではなく、既に電子書籍文化が
定着しているアメリカでは読書量が増えた人が多いとか。
●本の収納スペースが助かる。
バカみたいに本を買ってると、とにかく問題になってくるのが
“本の収納スペース"。
本棚に入りきらず、書店でもないのに“平積み"なんてして。
読み返さない本が多くを占めるのに、貧乏性で処分もせず。
それが、何冊買おうが現物があるのは400gの端末一つ、
という電子書籍のおかげで、スペースの逼迫化に歯止めが
かかりました。
●手軽に読める感じが強い。
電車の移動時間などが主な読書タイムになるのですが、
紙の本の時に比べて割りとすぐにサッと出して読める
感じがします。
本当なら、別に紙の本でも一緒であるはずなのですが、
なぜか電子書籍はサッと出してサッと引っ込めやすい
感覚があります。
●“積ん読"がしやすく、
しかも読み残しが少なくなる。
興味を感じた本を予め数冊買い込む、いわゆる“積ん読"
ですが、これも数冊分を抱える事なく、一つの端末に
入れるだけなので、気軽にやったりします。
しかも、紙の本の時には、すぐ次に目についた本に
興味が行ってしまって、けっこう読まず放っておいた
本もあったのですが、電子書籍になってからは、
“積ん読"してもその確率はグンと減り、読み残しが
無くなりました。
●欲しい本が数秒で買える。
欲しいなぁーと思った本がすぐにダウンロードできます。
本屋さんに足を運ぶ必要がありません。
仕事で、ある分野の本がすぐに必要な時には
とても便利です。
など、挙げられます。
もちろん、デメリットも多々感じる事があります。
ですので、先ほども申し上げましたように、紙の本が良い・悪いではなく、電子書籍が良い・悪いでもなく、両方のいい所を感じながら、うまく使い分けていけばいいかと思います。
要は、一番の目的は
コンテンツ(中身)を読む
という事であり、電子書籍や紙の本はあくまでその手段の使い分けだけですからね。
という訳で、電子書籍にもいろいろメリットがありますので、紙の本を読むのと併せてお考えになってみてはいかがでしょうか。
以上、今日は先日の日経MJ記事からの雑感でした。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!
この中にすでに何冊もの本が入っていますが、どれだけ詰め込もうと
私が持つ荷物の重さは400g。 移動時にはとても助かります。