おはようございます。



今日は、先日の私が尊敬するカリスマ・マーケッターの先生のブログにとても良いエピソードが載っていましたので、ご紹介したいと思います。



それは、先生のクライアント先の薬局での事例。



その薬局の店主は、先生のセミナーを受講し、さっそく自店の店頭でブラックボードを使いとあるPRを行いました。



それは、


「血圧計セール」


という告知。



ブラックボードには、


●国内メーカーのシチズン製である事

●30台の数量限定である事


を告知し、キャッチには、


「新しく買おうと思っている方、

 買い替えを考えている方」

「プレゼントにも最適です。」


と謳いました。



結果・・・・・



これまで1ヶ月で1個か2個売れるか売れないかだった商品が、1週間でなんと50台も売れたとの事。



実際に、血圧計がある事を敢えてわざわざ告知している店は、そうはありません。



そういう状態で血圧計が売れるのは、必要に迫られた人ぐらいですよね。



でも、こういう風に店先で告知しているのを敢えて見せると、 「そうは必要に迫られていないがどちらかというと血圧は気になっている人」・「ふだんからご主人の血圧が気になっている主婦の方」 などは、 「んー、じゃあ、まあ、この際に買っていくかー」 という衝動にかられた、という可能性もあったりします。



そしてこの数字になったのではないか、と。



実際に私のクライアントでも、メイン商品の “脇" のまだ更に “脇" の商品を店頭でPOPを付けて告知したところ、その動きが急に出だした、という事例もあります。



また、“商品"ではありませんが、クライアントが “半ば常識" として固定概念化されていて 「わざわざ告知するまでもない」 と思っていた事が、じつは消費者側からするとすごく魅力的な要素であったりして、「それを告知してください」 とご提案し世間に告知してもらったところ、やはり反響が出た、という例もありました。


例えば街の和菓子屋さんでも、よく店内の高いところに 「全国菓子博覧会 名誉総裁賞受賞」 の賞状が掛かっている店がありますが、実際のショーケースを見るとその受賞商品には 「当店名物」 とぐらいにしか書いていない店があったりします。


これなんかは、それこそ店先のブラックボードでの告知か、あるいは店内にB4~A3サイズぐらいでちょっとした商品のうんちくも書いたミニポスターなんかで見せてやると、少しは違った動きになるはずです。



おカネをかけて告知しなければいけなくなるとちょっと事情は違ってきますが、この先生がご紹介した事例にしろ、私のクライアントの事例にしろ、かかった費用はブラックボードに書く手間賃やPOPを書く手間賃だけ。



ほとんどおカネをかけずに、こういった売上げを上げる方法があるのです。



あなたのお店でも意外に埋もれている “告知すればいいんじゃない"商品 があるのではないでしょうか。



ぜひ一度見直しをかけてみられるのもいいのでは。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!





赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」
    こういう告知でコーラの売上げを刺激する事ができたりする。