おはようございます。



今、ちょっとまとまった数のPOP制作に入っているんですが、「じゃー、今日はそれをネタに」 って事で、本日のお題は 「POP」 についてです。



これまでは、1点ごとに、あるいは数点ごとのPOPを作っていると、 「じゃー、今回はこの方向で作ろうかねー」 ってな感じで、その都度その商品やサービスの雰囲気でピンと来た方向性で作っていました。


が、今回のようにけっこうな数がまとまってくると、商品ごとで打ち出す方向性が違う事、そして、そこで生まれるいくつかの方向性のバランスを取ろうしたりします。



そこで今回は、そのいくつかある “方向性" をピックアップしてご紹介していきたいと思います。



例えば、一つの方向性が、


「体験提示」


これは、


「この商品を買う事で、

 こんな“体験"ができますよ」


という方向で打ち出すもの。



例えば、




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



これは、大阪の阪急電車のホームの売店にあったアイスクリームの冷蔵ケースにあったPOPです。


「歩きながら手軽に食べれる!

 電車待ちの間にも・・・」


この


“電車待ちの間にも"


の一言が秀逸です。


ここは電車のホームですから、当然 “電車待ちの客" はたくさん居る訳で、その人たちに見事にヒットします。


もう1つ。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


「目覚めてすぐKissできる。」


これも、見事な “体験提示" です。


“一言" だけど、それだけにストレートにズドンと来ますよね。



このように、 「これを買うと、こんな “体験" ができますよ」 を訴える、という方向性があります。




次は、


「“買う理由"を提示してあげる」


という方向性です。



例えば、




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


これは、石川県金沢市のとあるソフトクリーム屋さんの店頭ブラックボードです。


「加賀平松牧場のおいしい牛乳でつくった」

「金沢野菜五郎島金時の・・・」


など、 「このご当地でしか味わえない」 という要素を打ち出しています。


金沢は日本でも有数の観光都市でもあり、ここを訪れる観光客にはとてもヒットしやすいPRですよね。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


これもそうですね。


「今の季節が一番味の乗った」

「岩手・釜石漁港から入りました。」

「今しか味わえない」


の3つの言葉が、


今買う“理由"


を示しています。


このように、 


「今あなたが “買わなくてはいけない" 

 理由」


を気付かせるために打ち出す方向性もあります。




同じ “買う理由" を示すのにも、一見何も大した値打ちもないものに “価値" を付けて見せる方向性もあります。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


「家出用バッグ」

「家出用シューズ」


意味深ですよね。


じつはこれ、何の変哲も無いただのスポーツバッグやシューズです・・・・・  このPOPが無ければ。


そう、このPOPが付く事で、俄然ミステリアスな商品に様変わりしてきます。


こういうのも、そう。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



じつは何の変哲も無い、 「トナカイのぬいぐるみとポインセチア」・・・・・・・ですが、この


“トナカイさんの里親募集中"


の表記によって、グンとお客さんの関心を引きつけます。


これらのように、大して大きな特徴も無いものでも、角度を変えてPRしてやると意外に大きな “価値" を持ちます。


こういう風に打ち出すという方向性もあります。




最後は、


「チャレンジ仕掛け」型


とでも言いましょうか。




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」


これなんかがそうですね。


「自分の作った二眼で味のある写真、

 撮ろうじゃないか!!」


というコピー。


暗に 


“さあ、チャレンジしましょうよ"


と、お客さんの背中を押していますよね。


こういう風な打ち出し方は、その商品にとっての “新規客" の獲得に有効です。




まあ、ざっと簡単にこれらの打ち出し方の方向性をご紹介してきました。



細かいことを言えば、もっと多くの方向性はあるにはあるのですが、今回はふと思いついた代表的なものでした。



あなたのお店・会社のPOPや、またはキャッチコピーの制作にもお役に立てていただければ幸いです。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!