おはようございます。
3連休でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私の方は、毎年の恒例行事、神戸・南京町の春節祭に行ってきました。
3連休だからか、例年よりも人がギュウギュウ詰めで、あえなく軽いタッチで退散とはなりましたが・・・・(^_^;)
また今日からお互いがんばりましょう!
それでは、今日もよろしくお願いします。
先日の記事で、とても秀逸な小冊子をご紹介させていただきました。
ご覧になった方の中には、
「まぁ、確かにその解説を見れば優れているのかもしれない。
だけど、参考にしろと言っても、ウチは小冊子を作るまでは
考えていないんだけどなぁ・・・・。
いや、1枚モノのチラシぐらいしか考えてないけどなぁ。」
などとお考えの方も多いのではないかと思います。
今日はそんな方向けの “秀逸広告" をご紹介します。
じつは、また 「学習塾」 なんですけどね。
余談ですが、前にもちらっと書いたんですが、私見として、学習塾の広告ってかなり消費者心理にうまくヒットする作りのものが多いように思います。
いろいろな業種で広告を打っていますが、学習塾はホントに広告的には先進的だと思いますので、何か販促物を作られる時にはこの業界のものを参考にされるといいかもしれません。
以上、余談でしたが、本題に戻して、当の広告がコレです。
先日のものに作風はよく似てますが、まったく別の業者のようです。
さっそく解説していきますが、これも
「成績が平均点以下の子専門の
家庭教師です!」
と、ターゲットの具体的な絞り込みをしていますね。
「あ、ウチの子の事だ!」
などと、直感的にヒットしやすくなっています。
そして、その下に以下のコピーが。
*************************
『「ゲームや部活、自分の好きな事なら集中力は抜群。
だから、けっして頭が悪いわけじゃないのよね・・・。
勉強さえやる気になってくれれば、もっと出来る
はずなのに・・・」というお母さん方のお悩みを
よく聞きますが・・・
実は、やる気がないわけではないんです。
ただ、やり方が分からないだけなんです!!」
*************************
というもの。
お母さん方の “共感" を呼ぶのには充分なコピーです。
次に来るのが、
「今すぐチェック!」
の項目。
これは、「ウチの子の事だ」 という感覚を確定させるのには有効な “ダメ押し" になります。
そして、
安心感を醸し出すための 「顔写真」 があり、 「無料お試し」 への誘導があります。
裏面に行って、
まず、内容の紹介があり、その下に
“不安の解消" となるべき、
軽い 「Q&A」
が入ってます。
「家庭教師ってどんな人が来るの?」 の所では、これまた安心感を与える 「顔写真」 がしっかり紹介されています。
そして最後に、
起こしてほしいアクション
(この広告の場合は 「電話での申し込み」 )
をしっかり伝えています。
前にも書きましたが、 「あまり売り込んではいけない」 という意識が強くなるあまり、この “起こしてほしいアクション" をしっかり書かないでいると、お客さんの方でちょっとした “放置プレー" 状態になってしまいます。
せっかく、興味を深めさせながらゴールの手前まで誘導できたのに、最後のゴールテープを切る誘いが無かったら、お客さんはそのままスルッとゴールテープを切らずにすり抜けていくようになります。
ですから、 「起こしてほしいアクション(お電話ください、など)」 の催促は最後にはしなくてはいけないのです。
まあ、こんな感じで、今回は1枚モノの秀逸広告をご紹介しました。
これは学習塾業界のものなので、あなたの業界のモノ・コトで作っていくには若干のアレンジは必要かと思いますが、上記のポイントの流れ、
1、ターゲットの絞り込みを行い、
そこに呼びかける。
2、「共感」を呼ぶコピーを入れる。
3、その「共感」を更に強めさせる。
4、「顔写真」を入れる。
5、「不安解消」の策を講じる。
6、「起こしてほしいアクション」を
しっかり提示する。
という事を押さえれば、そこそこの効果を生む広告が出来上がるかと思います。
あなたのお店・会社のチラシなどで試してみられてはいかがでしょうか。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!