おはようございます。
おととい~昨日の神戸でのビジネス合宿もなかなかに良い成果が生まれ、今日からまた気分を一新して日常業務に励みたいと思います。
それでは今日もよろしくお願いします。
今日はホントに軽くなんですが、タイトル通り、
“端モノ"・“訳あり品" の活用
について。
先般、知り合いの人との会話で、 「バウムクーヘンの端の、捨てる部分が美味い」 というお話をお聞きしました。
その方の更にお知り合いがケーキ屋さんをやっていて、そこでバウムクーヘンも作っているという。
そのバウムクーヘンを作る際に、鉄芯に通した輪切りにする前のバウムクーヘンの両端が、どうしても年輪状にならないため売り物にならない、との事。
そして、その余った部分を、その方が “お知り合い特典" 的な感じで、いつももらっている、というお話で、これが焼き目の部分がふつうのバウムクーヘンよりも多いために特別な美味さがあるそうなんです。
この話はたまたま “譲ってもらった" というお話でしたが、世にはこういう
“端モノ" を売り物にしてヒットさせている
例はけっこうありますよね。
以下は、当該の “端モノ" を売り物にしている例です。
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また、一般に “高級品" と言われるモノがやたらに安く売られていたりする場合があります。
これは、
高級といわれるゆえに厳しい品質管理が求められる中で、ちょっとした事でその規準を満たせなかった商品
だったりします。
例えば、伊勢エビ。
- 訳あり伊勢海老
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ここにご紹介しているものは、脚やヒゲが1本でも取れていたためにその “姿" の規準を満たせず、高く売れなかったものを格安に販売している例です。
このように夕張メロンも、惜しくも規格から外れてしまったものを安く販売していたりします。
また、食品以外にも、雑貨などで
のように、キズや縫製のほつれがあるなど、製法上のわずかな難があるために値段を下げて販売されているという商品もあります。
このように、“端モノ" 的な部分を商品に転用したものや、わずかなところで厳しい規準を満たせなかったけれども消費者の本質的目的(「美味しい“味"を味わいたい」など)は充分に満たせる、という商品など、ひょっとしたら業者側の目線で捨てていた部分をうまく商品にしているものが沢山あります。
このような動きは別に今に始まった事ではありませんが、
案外業者さん側で、日々の業務に追われ見過ごされている可能性のある部分でもあります。
折を見つけ、スタッフさんたちを交え、再度このような部分が無いか検証されてみるのもいかがでしょうか。
また、半年に一度とか、一年に一度とか、こういうものが無いかの検証を行うルーティンを行うのもいいかもしれません。
一度ご検討されてみてはいかがですか。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!