おはようございます。



突然ですが、これ何だか解りますかねー?




赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



これ、ドールのバナナの袋です。



うまいなぁーと思ったので、ここでご紹介します。



まず、パッケージのメイン部分に子供たちの 「顔」 がずらりと並んでいます。



どれも可愛らしいですね。



この部分が一つの大きなポイントです。



人には 「顔」 に自然と目が行く本能があります。



これは、原始人の時代から遡って身につけた、見知らぬ相手が敵なのか味方なのかを見分けるために自然と備わっている能力だといわれています。



ですから、パッケージに 「顔」 を配する事はとても有効です。



そして、そのモデルが 「子供」 である事も、優れたヒットポイントです。



これは、買うという行動を起こす中心となっている主婦層にとても訴求力があります。



「子供の顔」 というのは母性本能のある女性、特に出産経験のある女性たちの共感を引きつけます。



その女性層こそが買い物の中心となる主婦層になるので、ヒットする確率はグンと上がりますよね。



そして、最後。ここが今回の大きなポイントですが、


「モデル募集」 


というところ。



例えば、あなたが同窓会に行き最後にみんなで記念撮影をしたとします。



その写真が後日送られてきたとして、あなたは真っ先にその写真のどこに目が行くでしょうか?



ほぼ100%の人は 自分 です。



次に、あなたのお子さんが小学校を卒業するという事で、同じくみんなで撮った卒業記念写真があったとして、あなたが真っ先に目を向けるのは?



これも、 我が子 ですよね。



つまり、自分が写っている写真を見る時に、人はまず “自分" を探すんです。


そして、自分でなくても自分に関係のある人が写っている写真では、その “自分に関係のある人" を一番に探します。



ですから、自分の子供の顔が写っているパッケージがあると、親御さんはその中で我が子を探します。



ドールは、そういう主婦層の心理をうまく活用し、こういうキャンペーンを行い、ファン層を作っていこうと考えているのではないかと考えられます。




これらのポイントは、あなたのご商売にも充分活用できるのではないでしょうか。



例えば、美容院だったら、その店でカットした後のお子さんの写真を店内に可愛く掲示し、そのお子さんのお母さんをより強くファン化させていくとか。



あなたのお店・会社も、上手に 「顔」 を活用してください。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!