おはようございます。


世の状況を見ても、「自粛ムード」 と 「こういう時だからこそ被害に遭っていない地域が元気にやっていかないと」 という論調がギクシャク交錯しているような感じですね。


どちらの言い分も理はあると思いますので、とにかくみんな協力的な気持ちだけは持っていきましょう、っていう事ですね。


さて、今日は久しぶりに “ビジネスモード” の話を。


これまで震災で心がすっかり捕らわれていた方も多いと思いますが、被災者の方たち以外でふだんの仕事を持たれている方は、やはり日々その仕事をやりこなしていかなくてはいけません。


この “ふだんの仕事” をやりながらも、関心が震災のところに行っちゃってあまり集中力が出ないという方もいらっしゃるかもしれません。


そういう方の中では、「被災者の力になりたい!!」 という気持ちと、日々の商売で 「売っていかないといけない」 という気持ちの両方を満たされればどれほどいいか、と思っている方も多いのではないかと思います。


じゃあ、それを実践に移しましょうよ、というのが今日のお話の肝所です。


例えば、店内に 「震災者義援チャリティーコーナー」 というスペースを設け、売り上げの全部または一部を赤十字社に寄付する流れを作ります。


コーナーのテーマ設定は何でもいいかと思います。


「訳あり商品」 であったり、例えば東北地方に関連した商品を売っている店だったらその商品なんか最適ですよね。


で、例え利益が出なかったとしても、この動きはCSR活動(社会的企業責任活動)の一環として、社会貢献活動としての位置づけに据えることができ、これをプレスリリース(マスコミなどに「こういう活動をしています」という情報発信)すれば、うまくいけば大きな宣伝効果を生み、自社PRに大きな効果をもたらす事になります。


そういう会社・お店は消費者からの支持も得やすい。


「あそこの店、いいよね!」

「あの店の心意気、好っきだわー!!」

などの評価も得やすくなります。


以前、このブログでも、日本キッザニア創業者・住谷さんのお話を採り上げ、「社会貢献と商業性の両立」 を成り立たされた事を紹介しました。(関連記事リンク → こちら


商売と社会貢献活動の両立という意味において、これの 「被災者支援バージョン」 という感じに捉えてもらえればいいんじゃないでしょうか。


「震災を出汁に商売するのか」 という人も出てくるかもしれませんが、でも、あなたがこのコーナーを作る目的はただ一つ 「被災者支援」 ですよね。

純粋なその心一つです!!

ですから、行動を起こしているあなたは、“評論家然”としたそういう輩の意見に耳を貸す必要なまったく無いです。

行動を起こしている方と口だけ動かしている方、どちらが尊いか? 答えは言うまでもありませんよね。


今、被災していない地域の人たちが商売を盛り上げるのも、日本全体でくくった助け合い精神を考えれば将来的には必ず被災地域の役に立つはずです。


これから少しずつ、マーケティングを通して「被災者支援」ができる方法が無いか、考え、それをご紹介していきたいと思います。


じゃ、最後に、今日も応援ソングを。






ベタですが、

多くの人が「一番好きな応援ソング」に挙げている。
「阪神大震災の時にこの歌にどれだけ助けられたか」という書き込みがあったので。

ってことで。

フォルツァ東日本!!