先日のセミナーでゲットしたとても「いい話」。



まず1つ目。


とある写真館での出来事。


その写真館に、障がいを持ったお子さんを抱えたお母さんが来店し、その子の七五三の記念写真を撮ってほしいとのこと。


その写真館のご主人はとても可愛くその写真を撮ってあげたそうです。


その写真を見て、そのお母さんが大粒の涙を流して喜ばれたとのこと。


その時に、写真館のご主人は 「俺はただ写真を撮っているのではないんだ。やり方によって、こんなに人に喜んでもらえるんだ。」 と思ったそうです。



そして2つ目。


これは、ある美容室でのこと。


その店に、ある不登校の女の子が髪を切りに来ました。


その美容師はとても可愛らしくその女の子の髪を切ってあげました。


その子はとても喜んで帰っていきました。


そしてその子は次の日からまた学校に通い始めたそうです。



3つ目。


ある化粧品販売の女性が、ボランティアで、特別養護老人ホームのおばあちゃんにメイクをしてあげに行ったそうです。


きれいに化粧をしてもらったおばあちゃんはとても喜んで、ぼけが進んでいたのが、次の日から元気になったそうです。





いかがでしょう、この3つの話。


その人のやった、本人にとってはちょっとした仕事が、人にとても大きな影響を与えた、という話3題だった訳ですが、1番目の話にあるとおり、


「ただ○○の仕事をしているんじゃない。人にこれだけ喜んでもらえる仕事ができているんだ。」 


という気持ち、とても大事だと思いませんか。



人は、何かしらあって今の仕事をしているはずです。


やりたかった仕事かもしれないし、別にやりたいとは思わなかったけど収入がよかったから選んだという場合もあるでしょう。また、不本意ながらいやいや就いた仕事だったかもしれません。


でも、その中に 「ああ、自分の仕事で人にこんなに喜んでもらえるんだ」 という感覚から自然発生的に生まれる 「天命」 の意識があれば、仕事への取り組み方が大きく変わってくるはずです。


仕事への取り組みが変われば自然とその質も向上し、しいては業績アップや本人の喜びにもつながってくる、という流れですが、まあ、業績アップまでは一定の時間が必要かとは思いますが、とにかく一度ゆっくりと


「自分の仕事における天命は何だろう」


ということを振り返ってみてはいかがでしょうか。



たまたま、今 わたしが読み進めている 「7つの習慣」 という本(スティーブン・R・コヴィー著、1989年初版から38カ国語に翻訳され全世界で2000万部のベストセラーになったビジネス書のバイブル的存在) にも、同じようなことが書いてありました。


ここには、


『自分の価値観をよく見直し、そこから見えてくる「ミッションステートメント(使命)」を持て』


と。


(セミナーを聴いた時期とこの本を読んだ時期のシンクロにはちょっとビックリでしたが・・・)




いかがでしょうか。


みなさんも明日から、「天命は何か」というものをよく考えてみて、今一度ご自身のお仕事への取り組み方や方法などを見つめなおしてみては。



セミナーで、一番最後に講師の方がおっしゃられた言葉がとても印象的でした。


それは


「みんなが自分のミッションを意識してビジネスを行えば、もっと心豊かな世の中になるはずだ」


というものでした。


熱いし、深かった・・・です。




ちなみに私の 「天命」 は、


「世の中のいろいろな"絆"を強くするためのサポート」


でしょうかね。