今日の大阪回りで、先日オープンした大丸心斎橋店北館を見てきました。


この大丸心斎橋店北館というのは、流通業界に関係されている方や関西以外の方には 「何ー、それー?」って感じだと思いますんで念のため説明します。


大阪の繁華街の一つ・心斎橋にこれまで大丸とそごうという二つのデパートが隣接してあったんですが、そのうちのそごうが売り上げ不振のため撤退を決定、その建物をそのまま大丸が買い取って結果的に増床した形になったのが「大丸北館」という訳です。


ですから、外装的にはほとんど変わってなかったですね。

1階もブランド店はそごうの時と同じような店並びだったような気がします。


で、今回のオープンの目玉は、これまで大丸が手薄としていた10~30代の女性客を集客しようという事ですが、B1とB2が 「うふふガールズ」 と称して、若い世代向けの店をドカンと入れています。



そのB1の画像がこちらですが、




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これは「PLAZA」。


で、このフロアの目玉といえば、「ジル・スチュアート」のカフェ。


それがこれです。



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それから、1Fの一部と2Fの大半を 「期間限定ショップ」 を入れているという事がこの店の特長でした。




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と言うても、まあ、ギャルファッション中心の印象がありましたが。


この他、8Fがゴルフだけのフロアだったり、とかの特長があり、屋上を除く全16階のうちB2~7Fまでの9フロアが女性向けファッションの造りという、かなり攻めた形になっています。


これも、従来ある本館が典型的なデパートスタイルであるからこそ、こちらを個性的にできたという事ですが、大丸はこれを 「ハイブリッドな百貨店」 というキャッチで宣伝していました。


うまいこと言うなぁ~。


百貨店が冬の時代に、この攻撃的な一手。

結果はどう出るのでしょうか?