今日は、前の記事にも書いたとおり、ネットショップ経営者の方たちの勉強会でのプレゼンの日。


13時過ぎの会場入りに向けいそいそと街を歩いていると、目に入ったのがこれです。




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いかにも京都風の町家の軒先にポツンとありました。


ふつうなら見過ごしそうなところを、何となく深みを感じる風合いに思わず立ち止まりました。


で、その家の入り口を見てみると、そこに飾ってあった看板がこれでした。




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「おおっ?!」



で、上を見上げると、





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そうです。柿渋塗りの専門業者のお店だったのです。



今でいうニス塗りということになりますが、これぞ日本の知恵ということで、昔は家具などに柿のしぶを塗ることで独特の深みのある色合いを出す一方、柿渋の効果で虫除けや抗菌の作用を持たせていたそうです。


しかし、今でもそういうことをされる専門の業者さんがあって、それがちゃんとご商売をされているというのが、いかにも京都らしいです。


京都という街は、市中の職人さんたちで細かく作業を分担し、その分業ラインを頑なに守るという風土がありますが、そういう土地柄だからこそこのような業者さんが今も生き残っているのでしょうね。


いやぁ~、また一つ京都の奥深さに感嘆してしまいました。



しっかし、今日のプレゼン会はよかったです。

今日出会いをいただいた素晴らしい方々と、じつに充実した時間。

この話はまた追ってご紹介します。





では、今日のオマケ。


今日は、ゼスト御池(京都市中心部のショッピングモール)内の広場での、じつに奇妙なダンスのパフォーマンスの模様です。




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